穴ぼこ

ぼくのおかあさんは、とってもうっかりやさんで、しかも面倒くさがりや、なんだ。
お庭の水遣りのホースリール、安物を買ったものだから、巻き戻すのがうまくいかないの。で、いつも使うとところまで、伸ばしたまんま。なら、そんなの、いらないのにね。
そのうえ、ときどき、元栓を締めるの忘れるから、お水がジャージャー出っぱなしになって、あちこちに穴ぼこができてしまってるんだ。
ぼくは身軽だから、ひょいひょいと飛び越えるので支障はないのだけど、張本人のおかあさんったら、きょうも、その穴ぼこにつまずいて、転びそうになってたんだよ。
もう、しなしなになってしまったパンジーからペチュニァに植え代えしましたが、あと半分、残っています。

親鸞上人

きょう、５月２１日は親鸞さんのお誕生日なんだって。ぼくんちは浄土真宗の門徒だそうだから、お墓参りをかねて、お参りしてきました。
お寺さんの楽しい（？）お話をきくのは好きなんだ。
大無量寿経という長いお経のあと、どこかの偉いお坊様のお話。でも、なんだか眠くなってきて、おかあさんはこっくり、こっくりしてたよ。じゃ、ここで少し休憩となって、美味しいお茶と、これまた、とびっきり美味しいお饅頭をいただいて、目が覚めました。
５６７０００万年という時間についての話だけが記憶に残っています。
楽しいことがあると、１日があっという間に過ぎるが、いやなことがあると時間がなかなか経たない。そういう観念からの発想の表現だ、というようなことを話しておられたように、ぼんやり覚えているのです。