5月ごろでしたっけ、おとうさんが高校の同窓会で、同じクラスだった人が信州のみそら野でペンションをしていて、そのペンションでプチクラス会の話が持ち上がったということでした。
しばらくして案内状がきました。まだお仕事をしているおとうさん、どうしようかなあ、俺の仕事の休みの日(火)に合わせてくれている、と。
即座におかあさんは「行き、行き。お店なんか、いつもの”勝手ながらお休みします”でええやんか」と。
もちろん、自分も信州に行きたいからでした(?)。
今から10年ほど前に京都で『無言館』の展示会を見ました。そのとき、はじめて、戦没画学生慰霊美術館が上田市にあると知って、いつかは行かなくちゃと思い続けていました。
7月5日(火)がそのペンションでのプチクラス会。なので、前日の月曜日に大阪を出て、上田市に向かいました。
上田と言えば、今は話題の真田城。人も車も混雑してるかな、と心配でしたが、何のことは無い、『無言館』はひっそりと木立の中にありました。
特に身内がいるわけでもなく、なんとなく 行っておかなくてはと思っていただけでしたが、絵を見ているうちに急に鼻水が出て止まらなくて、ティッシュ、ティッシュ、で間に合わなくなり、ハンカチもぐちゃぐちゃになるほどでした。なぜだかわからないけれど、息が苦しくなって涙がとまりませんでした。
小高い丘にあるのでしょ?
もう何年も前にテレビで見て すっかり忘れていましたが
落ち着いた感じですね。
ああ、下の方に町か村が見えていましたから、そうですね。
無言館、出来て20年くらいになるそうです。
終戦後50年ということで作られたのですって。