人間の分け方もいろいろあって、性別だの、背の高い低いだの、色白か色黒だの、おしゃべりだか無口だか、、、
そんな分け方の中で、同情されたくないタイプとかわいそうにと思ってほしいタイプの2種類に分けることもできると思う。
ぼくのおかあさんは断然、かわいそうに思ってもらいたいタイプ。
頚髄損傷から4ヶ月半、今の保険制度では骨がくっついていないとか、歩けないとかでないと総合病院から普通の整形外科の医院にかわらないといけないそうです。でも、一番近い整形外科はあまり評判良くないし、せいぜい電気を当てるだけ。今やってもらっているリハビリ作業療法というのはマッサージとかなので整骨院でしか受けられないそうです。しかし、整骨院へは病院から紹介状は出せない。整骨院でのやり方でもし不備があっても病院は責任をとれない、とのこと。
「あとは日にち薬」と主治医の先生は言うのでした。もし具合が悪くなったら月曜と水曜の午前中は診察しているからいつでも来てください、と。
おかあさんの首や肩のことを一番よくわかってくれているリハビリ作業療法士さんとも、今月末で終わりになってしまいます。
病院に早い時期、お見舞いに来てくれた人たちは、今でも、大丈夫?無理しないでね、とこわそうに言いますが、そんなときを知らない人たちは、もう普通に歩けているし、治ってよかったわね、と言います。
違う!両手ともしびれてるし接触すると痛いし、背中から足にかけて左半分はあんまり感覚がないし、左右の温度差があって、お風呂の湯に浸かると左側はあんまり暖かく感じない。痛いよりはましだけれど、これも気持ちのいいものではありません。俯いていられる時間もだんだん長くはなってきたけど、しんどいことですし、ここには書けない、もっと困ったこともあります。
その主治医の診察をおえて帰る途中、同じテニスクラブの人に会いました。人づてにおかあさんのことを聞いていたのでしょう。「あっら~、歩けてるわね!よかった」
でも、と、おかあさんはまたひとしきり、こうなのよ、ああなのよ、と訴えます。すると、彼女のお友だちが3年ほど前に自転車に乗っていて帽子が飛びそうだったので両手をハンドルから離した途端、電柱にぶつかり頚髄損傷、以来、首から下は全く動かないのだそう。「だから頚髄損傷ときいて心配していたのよ」
そうよね、あれほどのひどい状態から今は歩けているのだもの、と、あれこれ不満を並べ立てて一段落するといつも、ありがたいと思わなくっちゃと思うのです。
また別のお友だちは、怪我のことをお嬢さん(おねいちゃんのこと)から聞いたけど、(入院中の姿を)人に見られたくないだろうから、とお見舞いに行けなかったのよと、退院後に道端で出会ったときに言っていた。まぁ、彼女はもともと見舞う気はなかったのだと察するけれど、この言葉から思い出したこと。
昔お勤めしていた会社の同期でとってもきれいだった友人(吉永小百合より美人だったと思う)が40歳で亡くなったとき、49日が過ぎて旦那さんから知らせがあった。1年前にガンとわかっていたのだけれど、どんどんやつれていく姿を人に見られたくないと家族以外とは会わなかったのだそうだ。
美人には美人の誇りがあるのだとその時思ったのだったけれど、おかあさんは(美人じゃないから)どんな姿になっていても、お見舞いに来てね、来てね、というタイプだと思います、きっと。
ぼくはといえば、だんだん手足の力が衰えてきて踏ん張りがきかなくなって、両手がどんどん、ずるずる、よれよれ。。。
でも、やっぱり人間といっしょにいたい。
それに思いをはせるという行為が大切なのでしょうね。
神経系統はお医者にもわからないみたいです(泣)
みつこ姉さんが引きこもり!!
「半分に減ってしまった」じゃなく「まだ半分もある」と考えるほうでしょう??
そうです、人生は楽しまなくっちゃ~
ふくちゃんはもうほとんど痛みが無くなってよかったですね。
保険の報酬制度の問題なのでしょうねぇ…
でも、府立病院へは、その後の経過観察などで10年以上も通っていますが、そんな話はされていません。
私立の病院はもうからないお客はいらない、ということなのでしょう。
良くなりません、と言われていて良くなればもうけものですね。
私の先生は、これ以上悪くなることはありませんから、と言いました。
次から次にお見舞いに来てくれるので(要請したのはこちらですが)同室のおばあさんが嫌みを言っていました。
その上、こんな風にブログにまで書いてあまえの性格まるだしです。
その点、犬は何も言わないですからいとおしくなります。
最近、他人の痛みを知るというのは相当の想像力が必要だという事柄に出会いました。
お母さんの痛みや不自由もいかほどのことだろうと思います。
他人の痛みを自分のことと思えるような人間になりたいものです。
酷暑の折からどうぞお大事になさってください。
ウチも人前には出にくい状態が進行していて引きこもりっぽくなってます。
おかげでドンドン横成長してきて・・・
できるだけ人の少ない早朝に歩こうっと4時半起きで頑張ってます。
まっ、とは言え元々
「コップの水が半分に減ってしっまった(泣)」
タイプじゃなく
「まだ半分もある♪」タイプやし・・・!
これからの人生も無理のない範囲でいっぱい楽しもうと思ってます♪
momosuke ちゃんもおかあさんもガンバ!ガンバ!
多くの人に送ってほしい気がします。
最近は誰にも来てほしくないと言う人が多いですが?
私も聴きました 誰にも告げずに静かに行った方 そう美人だったようです。
ももさんの事故 本当にこんなに早くにそこまで回復するとは思いませんでした。
ネットで調べた時は唖然としましたから だからお逢いになった方が 思ったよりもお元気でと言ってしまうのでしょうね
きっと本当は大変な事がいっぱいなのでしょうが
主人を亡くした時も 明るくなって良かったと言われましたが 実際はまだ苦しかったし。。。
治療方法は希望通りにならないのは困りますね せめて本人が納得できる所に行きたいですね。
リハビリは大切です 同じ骨折だった人がリハビリを忙しいのを理由に止められて やはり使い過ぎたら痛いと言います 私は最後まで行きましたから 今はほとんど痛くないのです。
見えない辛さは悲しいですが お大事に 無理せずに。
そんな 保険制度なのですか!!! why!
リハビリは総合病院で続けることは出来ないのですか!
お年寄りが 3か月しか病院に居られず転院先を探すのだと言う事は聞きますが、 通院の治療もダメなのですか!
日にち薬だと言う事は、自然に良くなるのを待つ!と言う事ですか?
もう、病人扱いは無しと言う事でしょうか~~それは、かわいそうですね^^
まだまだ、ご不便な事も辛い事もお有なのに~~
私も、そんなに酷くはなかったですが、頸椎を痛めた時に 加齢のせいで、コップの水が溢れるがごとくに 悪くなったのだから、良く成りませんよ! なんて言われましたが、 何とか良くなりましたよ!
無理せずに 怠けながら やって行きましょう(^_^)/~
思い物は持たない事です。。 (手に力を入れるのも重い物を持ったと同じですよ)
そろりと ゆきましょう~~
それにしても、この暑さは何でしょうね~~地球が融けだしたんじゃないでしょうか~
私もどちらのタイプかといえば「可哀想に思って
もらいたいタイプ」です。
いぜん、手術で入院したときも、いろんな人に
お見舞いに来てもらい、お花やお見舞いをいただきました。他の患者さんが私を見て言いました。
「私は誰にも内緒で入院したのよ。だって迷惑でしょ」と..。「そうなのかな」と少し反省したことを
鮮明に覚えてますが、momoさんの後遺症をうかがってると本当に大変だと心から同情します。
人がどんなに大変な病気だとしても、人それぞれ~
やはり自分が一番大変だと思う...。
ココアもmomoちゃんも今は同じような状況ですね。
少しでも長く一緒にいたいと思っています。