お昼過ぎに花郎台駅を出発してからKTXのターミナル駅ソウル駅へ向かいました。
石渓で1度乗り換えるだけで便利な首都圏電鉄1号線に乗り換えができるのは便利なもんですね。
KTXのターミナル、ソウル駅。上から眺めるこの感じ大陸的といいましょうか、模型を見ているような感覚になりますね。
ソウル14:30の釜山行きはKTX山川で運転する列車だったので今回こそはと思っていたのですがあいにく一般室特室共に満席…
あきらめて15:00のKTXで向かうことにしました。折角なら比較したかったなぁ。
行きで味を占めてしまったので帰りも特室利用。もう戻れない。
どうしても乗りたいなら元々KTX山川だったSRTダリアンに乗ればいいんですが、始発駅の水西駅って遠いんですよね…
別にKORAILパスみたいなものを使っているわけではないのでSRT乗ろうかなぁと思っていたんですけどもね、次回以降かなぁ。
京釡高速線関連ではSRTダリアンと光明シャトル辺りが気になってますね。いつ行けるかわかりませんが。
1本落とすこととなったので40分ほど暇になってしまいました。
折角なのでソウル駅のロッテマートでお土産などを購入してきました。外国人に人気!とか書いておいてくれてるのは助かりますね。
おなかが空いたのでお弁当を買って乗り込みます。
"B-set"Please!!!と伝えることで何とか購入できました。
KTX特室に乗り込みます。
発車してすぐ、中央線系統か全羅線系統かわかりませんが山川がほぼ並走する形で見られました。あちらは龍山駅にも停車するため加速は抑え目。
購入したお弁当、Bセットランチボックスを食べることとします。
お値段は11,000ウォン。物価が安い韓国の中ではちょっと高めです、駅弁価格なのかな。
写真の通り、メインはのり弁に焼き鳥が乗った感じのシンプルなもの。キムチやサラダ、デザートのパインもついています。
容器は結構な厚底仕様でなかなかボリューミーです。上げ底という悪しき文化がないのはうれしいところ。
注文するまで知らなかったのですが、ここでお弁当を買うとあったかいスープをつけてくれるんですね。これは助かります。
のり弁っぽい感じなのでおかかとかが敷かれてるんだろなーと買ってみたんですが、これがなかなか不思議な構造をしておりまして。
中には辛いソースが塗ってあるところやそれよりちょっとマイルドなところ、ツナや魚肉ソーセージなど具材が敷いてあるところと3か所くらいに分けて味が楽しめるお弁当になっていました。発掘感覚でこれは面白い。
美味しくいただきました。ソースの層がちょっと辛めですが満足でした。
辛いお弁当の後にはバナナウユをお供にナッツとクッキーを食べるのが最高ですね。
日本ではなかなか見ない高層建築、迫力。
帰りのKTXも二人掛け側に当たってしまいました。行きは隣が空いていましたが帰りは埋まってました。
堂々20両編成のKTXがソウルへ向け出ていきました。かっこいい。
1号車にはもともとKTXシネマであった名残がうっすらと見えていました。
釜山駅の正面にやってきました。
半年前に来たときはまだ工事中だった地下鉄への連絡階段。綺麗になっていました。
通り過ぎるバスを見ながらまずは今夜の宿に向かいます。
ソウルに比べて日本とのつながりが深い釜山特有なのが日本語併記の多さ。
バスの行き先が「国際白楊アパート」と読めます。
ハイデッカーながら2ドアのかっこいいバスがやってきました。淡路交通に2ドアエアロクイーンの特装車って確かいましたよね、あんな感じの良さを感じます。
今回宿泊したのは東横イン釜山Ⅱ。高層階だったことから正面に広安大橋が見えて最高の眺めでした。
雨が降り始めていたのが少々アレでした。晴れた日の夕暮れとか見てみたいなぁ。
ちょうどこのホテルは釜山駅と中央駅の間くらいにあるので、荷物を置いてから街に出る際には中央駅から行くことにしました。
中央駅の交差点からは南浦のロッテマートが見えています。
雨が落ち着いていていれば荒峯山登山でもして夜景を収めようと思い楊亭駅で降りましたが…
地上に出てみるとかなり雨が強くなってきていたのであきらめました。無念。
ということでさらに地下鉄で北上し、いつか行ってみたいと思っていた温泉場(オンチョンジャン)駅にやってきました。
古くは新羅の時代からの歴史ある温泉地、東莱(トンネ)温泉の最寄り駅です。
駅名がいかにもって感じで面白いですよね。
東莱温泉の中でもとくに有名なのがこちら、虚心庁(ホシンチョン)。
韓国の有名大企業といえばロッテ、サムスン、LG、現代などがありますがそれらと並ぶ規模の農心がやっているホテル農心の併設施設。日帰り入浴も可能です。
農心といえば辛ラーメンで有名なあの会社ですね。
付近は結構にぎやかな街並みがあってがやがやしている印象でした。
虚心庁の中に入ってみました。吹き抜けがでかい。
ここは日本人観光客も多く訪れる場所ということもあってある程度の日本語が通じる感じでした。助かる。
おなかが減っていたのでまずはレストランへ。
券売機制ですがこんな感じで日本語にも対応していました。
しかし、日本語に代わるのは支払いボタンなどの言語のみでメニューは相変わらず分からず。
英語でメニューが併記されているので何となくはわかりますが、これじゃあんまり多言語対応の意味がない気が…
メニュー選択画面でも何となくわかるかと思いますがやっぱり韓国らしい感じのメニューが上のほうに来ています。参鶏湯っぽいのもうまそう。ただ鍋は暑いしなぁ…
結局名物とか考えずにとにかくうまそうなやつを注文。英語表記もろくに読まずに写真の雰囲気だけで判断しました。
言葉がわからんので注文が通っているのか分からず店員さんに片言英語で話しかけてみましたが、にこやかにジェスチャーで対応していただいて助かりました。ありがとうございました。
私が頼んだのがこちら、8,000ウォンのポークカツ定食(多分)
器に入ったカレーみたいなデミみたいなちょっと甘めのソースをカツにかけて頂くようです。
韓国に来ておいてカツ定食とかwwwという感じですが、日本の一般的なカツと違って薄くサクッと仕上げているのが新しい食感でした。
福井県勝山のソースカツ丼とかが近いでしょうか、薄くて大きいわらじと呼ばれるあれです。
調べてみるとこれもれっきとした韓国名物のようで、日本のトンカツが伝わった「トンカス」という料理だそうです。
フランスのコートレットが日本でカツレツになったのと同じように、料理っていうのは変わっていくもんなんですね。
以前韓国おでんを紹介しましたがあれも日本から伝わったもの、だけどちょっと違うというのが面白いなと思いました。
韓国のごはんには欠かせないキムチとタンムジ(=たくあん)
このセットが辛さと甘みのバランスがとれていてとても好きです。
美味しかったです。薄くてサクサクのカツとなかなか日本では馴染みのないソースの組み合わせが新鮮でした。
レストランフロアの入り口にあったきつねさん。かわいい。
農心がやっている施設ということでもしかしたら…と思って検索してみたらビンゴでした。
ノグリラーメンという商品などによく描かれているキャラクターの子みたいです。
さて、メインの温泉へ向かいます。
驚いたのがこちら、靴箱に充電設備が備わっていてご親切に3つの口のコードが用意されています。さすがIT先進国。
私のスマホはUSB Type-Cなのですがまさか対応しているとは、助かります。
さすがにお風呂の中は撮れないので気になった方は調べていただきたいのですが、ドーム状に高い天井が立派でかなり広々した空間に驚きました。
露天風呂や洞窟風呂などいろいろな種類があってスーパー銭湯に近い雰囲気です。
泉質は無色透明でぱっと見は温泉っぽくありませんがアルカリ性のお湯だそうです。
入浴料は8,000ウォン。大江戸温泉物語みたいにバーコード付きのタグが渡され最後にまとめて会計をする仕様になっています。
この他にもトレーニングルームやアカスリなどいろいろあるそうで、のんびり館内で過ごすのもよさそうです。
いい湯でした。ぽかぽか。
東莱の街並みもなかなかですね。すぎょい。
そんな感じでホテルに戻りました。
部屋に戻ったのは22:55頃。
スマホで撮っているうちは広安大橋がきれいに見えていたのですが、カメラを構えたら消えてしまいました。
時期によるとは思いますがどうやらライトアップは23:00までだったようですね。
この日も夜はフルーツ焼酎を。昨日半分だけ飲んだやつの残りです。おいしい。
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