motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

岐阜と岡崎の保存車両を巡る

2020-06-03 22:52:30 | 日記
本日、久々に県外へ出て電車を撮って来ましたのでご紹介します。
緊急事態宣言が発令されたのが4/7ですがそれから約2か月。
不要不急の都道府県をまたいだ移動を厳に慎み県内を散歩したりメスティンでご飯炊いたりしてきたわけですが、6/1よりようやく都道府県を跨ぐ移動の自粛が緩和されました。
ただし、緊急事態宣言の解除が遅くなった北海道と関東の一部に関しては「慎重に」という文言が発表されています。

解除されたわけなのでそのルールに従って動く分には何ら問題がないと思いますが、濃厚接触を控える「新しい生活様式」など考えると実家への帰省はもうしばらく控えようかなぁなんて思っています。
そんなわけで、今後しばらくはなるべく混雑を避けて移動をしていこうと思います。


最初にやってきたのは岐阜駅。米原からしらさぎ号でやってきました。
岐阜駅前のバスロータリーの一角に昨年11月に移設されたこの電車が見たくてここで降りることにしました。
この後名鉄に乗り換えることを考えると名古屋駅よりはリスクを軽減できる気もしますし(その理屈で行くと最適解は尾張一宮なのですが…)


美濃電気鉄道が製造したこのモ510形、その後合併や転属などを経て名鉄の美濃町線・揖斐線などから岐阜市内線に直通する急行に使用するために様々手が加えられつつも長く使われた車両でした。
路面電車区間での乗降も取り扱うため福井鉄道の高床車みたいに折り畳み式のステップが備えられていたりします。


大正ロマンを感じる姿ですが意外にも名鉄600V線全廃の2005年まで生き残っていたというのが驚きです。
今でも名鉄電車で見られるドア挟み注意ステッカーが貼られており、もっと古そうな車両に見えるのに意外な感じがしたりもします。




もともとは金華山の麓の公園に保存されていたのですが、JR岐阜駅北口駅前広場整備10周年に合わせてここに移設されたとのこと。
名鉄岐阜駅とを結ぶ歩道橋からもよく見えます。屋根上配管の一部になるホースが青いのがちょっと目立っちゃってる気はしますが…




この電車が置かれている位置ですが、岐阜市内線のJR岐阜駅乗り入れ用スペースとして開けてあったところに置かれているみたいです。
駅前広場整備の関係でJR岐阜駅から追い出され、整備が終わるころには市内線が全廃されているという…
ここから延びる線路は名鉄岐阜駅前・徹明町方面を向いてカーブをする形状。当時の敷石が使われているとのことでこちらも貴重です。


美濃市駅谷汲駅に保存されている同形式もいいですが、岐阜駅前のかなり手軽な立地に保存されているので何かのついでに見られますし、岐阜駅前に路面電車が走っていたことを伝える形で保存されることになったのはとてもいいことだと思います。皆さま是非訪れてみてください。




名鉄岐阜駅からは再度「密を避けた移動」をします。たのしい。
東岡崎駅まで乗車しました。そう、今回の移動の目的は明日から再開する予定の「東海道サイクリング」の前日入りなんですよね。
2か月ほど前に実施した京都→桑名/桑名→岡崎に関しても併せて読んでいただけると嬉しいです。喜びます。


東岡崎駅前でHELLOCYCLINGを借ります。今日は岡崎市内に一か所行きたいところがあるのでそこへ向けての慣らし走行ですね。
岡崎エリアで借りられる車種は電動ミニベロ1種類のみ。料金体系は12時間1000円と比較的お安めです。


これを借りてさあ出発と思ったところ、アプリ上では借りられないことになっているのに径の大きな自転車が置かれているじゃないですか。
あっ…もしや君は2か月前に二条駅前からどっかのバカがここまで連れてきてしまった子なのかい?


こちらが4/7に私が撮った写真です。駐輪位置は全く同じですね。
まったく同じステーションですし岡崎地区にはミニベロしかいないはずなので絶対自分のせいだと思ってその場ではあんまり確認しなかったのですが…
・サドル盗難防止ワイヤーの有無
・ベルの色(灰色/黒色)
・アシスト機能ボタンの防水ラバーの有無
・施錠のつまみの形状が違う

などなど違いが多く出てきます。登録番号の変更くらいなら簡単にできそうですがここまで違うとなるとおそらく別個体でしょうね…
自転車自体はほぼ同じなのでこの子も京都エリアから来たんでしょうか?
まさか京都(推測)からここまで170kmを走破する馬鹿が私以外にいたとは…やばいっすよ。


借りたミニベロを漕いでやってきたのはJR岡崎駅から少し行ったところの南公園。


ここの交通広場に貴重な鉄道車両が保存されているということでやってきました。
3種の鉄道車両が保存されているのですが、どれも何かしら癖が強いものとなっています。


一つ目が、磁気浮上式鉄道車両HSST-03。いわゆるリニアモーターカーです。
つくば万博、バンクーバー国際交通博覧会での展示走行を経て岡崎市で開催された葵博でも走行展示をされたということでそれにちなんで保存されているものと思われます。
展示時は岡崎公園付近に実験線を仮設していたみたいです。なかなかすごい。


まだまだ実用的な設計とは言い難い形状をしている気がしますが、昭和における「未来の鉄道」がそのまま形になった感じがしてかっこいい気がします。
実車ができる前に製品化して、結局幻と化したプラレールの「スーパーひかり」に近い雰囲気を感じます。




その隣に置かれているのはこの手の交通公園ではおなじみのD51。
3車種とも屋根がある関係で非常にきれいに整備されていますが、パット見は全国でよくみられるD51です。


ただ、煙室扉付近を見ると何やら違和感があります。デフレクターのうち公式側のみ下部が切り欠かれています。
地味ではありますが保存機が少ない(気がする)変形デフを有する機体、おそらく入換時の誘導員が作業しやすいように加工されたんでしょうね。
調べたところ豊橋総合動植物園(のんほいパーク)に保存されているD51もこの形態のデフを装備しているみたいです。

町田のD51ほどの強烈な個性ではありませんが、ちょっと癖のあるD51は個人的に好物です。あんまり詳しくはないのですが。


運転台の中はチラ見した感じ綺麗そうでした。


ドーム上に発電機などがごちゃごちゃと乗せられたこの辺り、かっこいい。


昭和時点での「鉄道の昔と未来」を感じるこの並び、これは素敵ですよ。


最後に紹介するのはこの緑色の電車。
美濃電気鉄道が製造し谷汲線などで活躍した車両ということで多分あんまり岡崎に関係はないはずですがここに保存されています。拳母線とかは走ってないはずですよね…?


車内にも立ち入ることができます、木製のかなり長いロングシートが続いています。


この車両なのですが、もともと単車として製造された車両が脱線しまくるポンコツだったので2つくっつけて連接車に改造したとかいうやべえ経歴を持っています。
もともと片側2ドアだったものを改造しているため、よく見ると窓割が不思議で埋めたんだなぁという名残を見ることができます。


そのほか、古いはしご消防車や


犬山モノレールみたいな形した歩道橋などもありました。




ちょっと古い雰囲気のある交通公園、こういうところいいですよね。
京都の大宮交通公園春日井の交通児童遊園にも行きましたが、こういうところは雰囲気がまずいいなぁって思います。
電車撮るために変なやつが一人で来るのでちょっと不審かもですが…許して。





廃止前に訪れた岡崎のバス専用道を見てから東岡崎駅方面へ。
未だに一般に開放などはされず名鉄バス保有の私有地となっているようです。


福岡町方面へ向かうバスはすぐ近くの一般道を通るためこの専用道がなくなることで不便になる人はほぼいないんでしょうね。




そんな感じで岡崎市内で約2時間借りました、15分50円とのことで400円で済みました。安い。
ミニベロなので不安がちょっとはありますが、この感じなら明日もばっちり活躍してくれることでしょう。


今日はあくまで前乗りということで、早めに寝て明日に備えることにしましょうと宿についたのが18:30頃。


その後、ゆるキャン△を読んだり無料シャワーを浴びたりアイスを食べたり"ちょっとだけ"ブログを書いたりしていたらこの時間ですよ。なんてことだ…
最近夜更かし気味で2時とかまで起きていたことを考えれば23時台に寝れるだけでも早寝に入りますね、うん多分。

明日は4時台には起きる予定です。今日は曇りでしたが明日はすっきり晴れてしまうようで、日差しが怖いです。
帽子とかサングラスか万全で挑んではいるのですが…この話については次回の自転車旅で書くとしましょうか。

では、おやすみなさい。


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