1982年7月31日付ビルボード All American Top40、この週2週目の1位はSurvivorの"Eye of the Tiger"。Survivor、セカンドアルバムからのシングル"Poor Man's Son"が1981年に33位を記録、この曲で2曲目のTop40ヒットでついにNo.1獲得です。この曲、もちろん有名ですが、シルベスター・スタローンの『ロッキー3』の主題歌です。
2位も前週と変わらずこれで5週目の2位となりました、TOTOの"Rosanna"。デビューシングルの"Hold The Line"が1978年に5位を記録、それ以来彼ら2曲目のTop5ヒットで、Top3ヒットは初めてです。
この週は1位から4位まで前週と変わりませんでした。
3位はこれで4週目、John Cougarの"Hurts So Good "。John Cougar、この時点までの最高のヒットが1981年に最高位17位を記録した"Ain't Ever Done With The Night"ですので初めての大ヒットでTop3入りです。
4位も前週と変わらず、Fleetwood Macの"Hold Me"。Fleetwood Mac、80年代に入ってからはソロ活動が目立ち、グループのヒットとしては随分久しぶり、Top5ヒットとなるとなんと1977年7月に最高位4位を記録した"Don't Stop"以来となります。
5位は6位からアップ、Steve Miller Bandの"Abracadabra"。Steve Miller Band、Top5ヒットとしては1977年に2位を記録した"Fly Like An Eagle"以来の久々の大ヒットです。
この週2位はTOTOの"Rosanna"。最高位は7月3日から5週間続けた2位。年間チャートは14位。これまでの1番のヒットが1978年に5位を記録したデビューシングル"Hold The Line"ですので、この時点での彼らで最もヒットした曲になりました。
TOTOですが、皆さんご存知だと思いますが、ボズ・スキャッグスのアルバム『シルク・ディグリーズ』のバックバンドでも活躍していた凄腕スタジオミュージシャン、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、スティーヴ・ルカサー、ボビー・キンボール、スティーヴ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトが結集して作られたバンドです。
1977年に発表されたデビューアルバム「TOTO〜宇宙の騎士〜」には衝撃を受けました。
聴きやすいメロディにカッコイイギターにリズム。"Hold The Line"も良い曲でした。
"Rosanna"ですが、4枚目のアルバム『TOTO IV(邦題:聖なる剣)』からのシングルカット。このアルバム、最高位こそ第4位でしたが、超ロングセラーの1千万枚以上のセールスを記録した大ヒットアルバムです。1位を獲得することになる名曲"Africa"も収録されていますよね。
曲の作者はメンバーのDavid Paich。ボーカルはSteve LukatherとBobby Kimball。
The Human Leagueの"Don't You Want Me"とSurvivorの"Eye of the Tiger"に挟まれて2位どまり、1位になれなくて残念でした。
今週 先週 song / artist
1 1 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
2 2 ROSANNA / TOTO
3 3 HURTS SO GOOD / JOHN COUGAR
4 4 HOLD ME / FLEETWOOD MAC
5 6 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
6 11 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
7 7 DON'T YOU WANT ME / HUMAN LEAGUE
8 14 EVEN THE NIGHTS ARE BETTER / AIR SUPPLY
9 9 ONLY THE LONELY / MOTELS
10 10 KEEP THE FIRE BURNIN' / REO SPEEDWAGON
11 5 LET IT WHIP / DAZZ BAND
12 8 TAINTED LOVE / SOFT CELL
13 16 WASTED ON THE WAY / CROSBY STILLS & NASH
14 12 LOVE'S BEEN A LITTLE HARD ON ME / JUICE NEWTON
15 22 VACATION / GO GO'S
16 13 DO I DO / STEVIE WONDER
17 15 CAUGHT UP IN YOU / 38 SPECIAL
18 23 TAKE IT AWAY / PAUL MCCARTNEY
19 19 STILL THEY RIDE / JOURNEY
20 20 PERSONALLY / KARLA BONOFF
21 21 WHAT KIND OF FOOL AM I / RICK SPRINGFIELD
22 26 YOU SHOULD HEAR HOW SHE TALKS ABOUT YOU / MELISSA MANCHESTER
23 27 LOVE IS IN CONTROL / DONNA SUMMER
24 24 EARLY IN THE MORNING / GAP BAND
25 25 GOING TO A GO-GO / ROLLING STONES
26 29 LOVE WILL TURN YOU AROUND / KENNY ROGERS
27 30 OUT OF WORK / GARY "U.S." BONDS
28 40 THINK I'M IN LOVE / EDDIE MONEY
29 33 AMERICAN MUSIC / POINTER SISTERS
30 34 KIDS IN AMERICA / KIM WILDE
31 31 HOOKED ON SWING (MEDLEY) / LARRY ELGART & HIS MANHATTAN SWING BAND
32 32 IF THE LOVE FITS WEAR IT / LESLIE PEARL
33 35 I FOUND SOMEBODY / GLENN FREY
34 36 PAPERPLATE / GENESIS
35 44 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
36 39 YOUR IMAGINATION / DARYL HALL & JOHN OATES
37 37 NICE GIRLS / EYE TO EYE
38 38 LOVE PLUS ONE / HAIRCUT ONE HUNDRED
39 41 AND I'M TELLING YOU I'M NOT GOING / JENNIFER HOLLIDAY
40 42 ROUTE 101 / HERB ALPERT
2位も前週と変わらずこれで5週目の2位となりました、TOTOの"Rosanna"。デビューシングルの"Hold The Line"が1978年に5位を記録、それ以来彼ら2曲目のTop5ヒットで、Top3ヒットは初めてです。
この週は1位から4位まで前週と変わりませんでした。
3位はこれで4週目、John Cougarの"Hurts So Good "。John Cougar、この時点までの最高のヒットが1981年に最高位17位を記録した"Ain't Ever Done With The Night"ですので初めての大ヒットでTop3入りです。
4位も前週と変わらず、Fleetwood Macの"Hold Me"。Fleetwood Mac、80年代に入ってからはソロ活動が目立ち、グループのヒットとしては随分久しぶり、Top5ヒットとなるとなんと1977年7月に最高位4位を記録した"Don't Stop"以来となります。
5位は6位からアップ、Steve Miller Bandの"Abracadabra"。Steve Miller Band、Top5ヒットとしては1977年に2位を記録した"Fly Like An Eagle"以来の久々の大ヒットです。
この週2位はTOTOの"Rosanna"。最高位は7月3日から5週間続けた2位。年間チャートは14位。これまでの1番のヒットが1978年に5位を記録したデビューシングル"Hold The Line"ですので、この時点での彼らで最もヒットした曲になりました。
TOTOですが、皆さんご存知だと思いますが、ボズ・スキャッグスのアルバム『シルク・ディグリーズ』のバックバンドでも活躍していた凄腕スタジオミュージシャン、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、スティーヴ・ルカサー、ボビー・キンボール、スティーヴ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトが結集して作られたバンドです。
1977年に発表されたデビューアルバム「TOTO〜宇宙の騎士〜」には衝撃を受けました。
聴きやすいメロディにカッコイイギターにリズム。"Hold The Line"も良い曲でした。
"Rosanna"ですが、4枚目のアルバム『TOTO IV(邦題:聖なる剣)』からのシングルカット。このアルバム、最高位こそ第4位でしたが、超ロングセラーの1千万枚以上のセールスを記録した大ヒットアルバムです。1位を獲得することになる名曲"Africa"も収録されていますよね。
曲の作者はメンバーのDavid Paich。ボーカルはSteve LukatherとBobby Kimball。
The Human Leagueの"Don't You Want Me"とSurvivorの"Eye of the Tiger"に挟まれて2位どまり、1位になれなくて残念でした。
今週 先週 song / artist
1 1 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
2 2 ROSANNA / TOTO
3 3 HURTS SO GOOD / JOHN COUGAR
4 4 HOLD ME / FLEETWOOD MAC
5 6 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
6 11 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
7 7 DON'T YOU WANT ME / HUMAN LEAGUE
8 14 EVEN THE NIGHTS ARE BETTER / AIR SUPPLY
9 9 ONLY THE LONELY / MOTELS
10 10 KEEP THE FIRE BURNIN' / REO SPEEDWAGON
11 5 LET IT WHIP / DAZZ BAND
12 8 TAINTED LOVE / SOFT CELL
13 16 WASTED ON THE WAY / CROSBY STILLS & NASH
14 12 LOVE'S BEEN A LITTLE HARD ON ME / JUICE NEWTON
15 22 VACATION / GO GO'S
16 13 DO I DO / STEVIE WONDER
17 15 CAUGHT UP IN YOU / 38 SPECIAL
18 23 TAKE IT AWAY / PAUL MCCARTNEY
19 19 STILL THEY RIDE / JOURNEY
20 20 PERSONALLY / KARLA BONOFF
21 21 WHAT KIND OF FOOL AM I / RICK SPRINGFIELD
22 26 YOU SHOULD HEAR HOW SHE TALKS ABOUT YOU / MELISSA MANCHESTER
23 27 LOVE IS IN CONTROL / DONNA SUMMER
24 24 EARLY IN THE MORNING / GAP BAND
25 25 GOING TO A GO-GO / ROLLING STONES
26 29 LOVE WILL TURN YOU AROUND / KENNY ROGERS
27 30 OUT OF WORK / GARY "U.S." BONDS
28 40 THINK I'M IN LOVE / EDDIE MONEY
29 33 AMERICAN MUSIC / POINTER SISTERS
30 34 KIDS IN AMERICA / KIM WILDE
31 31 HOOKED ON SWING (MEDLEY) / LARRY ELGART & HIS MANHATTAN SWING BAND
32 32 IF THE LOVE FITS WEAR IT / LESLIE PEARL
33 35 I FOUND SOMEBODY / GLENN FREY
34 36 PAPERPLATE / GENESIS
35 44 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
36 39 YOUR IMAGINATION / DARYL HALL & JOHN OATES
37 37 NICE GIRLS / EYE TO EYE
38 38 LOVE PLUS ONE / HAIRCUT ONE HUNDRED
39 41 AND I'M TELLING YOU I'M NOT GOING / JENNIFER HOLLIDAY
40 42 ROUTE 101 / HERB ALPERT
確かにTotoのデビューアルバムは衝撃的でした。
♪Hold The Line♪は間奏のキターソロが印象的で、後にカバー曲がCMで使われた♪Child's Anthem♪はプログレバンドを彷彿されるほど緊迫感のある曲でした。
その後の2nd、3rdは日本では話題になり、悪くないアルバムだと思いますが、本国ではさっぱりでした。
日本先行のバンドで終わるのかとおもっていたところに♪TOTO Ⅳ♪の大ヒットです。
時は産業ロック全盛期という背景はありましたが、翌グラミー賞も獲得することとなり、名実ともにビッグネームになりましたね。
"ロザーナ"の魅力は何と言っても「演奏」にありますよね。思わず聴き入ってしまいます。ヴォーカルもスティーヴから始まってサビ前がボビーと変則的なのもいい。
"Meet you all the way"のコーラスですが"meet"に引きずられて「俺に会ってくれ」って意味かと思っていたら"meet"には"要求に応じる"って意味があるんですね。"(I'll)meet you all the way"=おまえにすべて従うから…って歌ってるんですね。これは勉強になりました。英語の教師・翻訳家の方からの指摘です(^▽^;)。
そうですか、"Meet you all the way"は「おまえにすべて従うから」の意味だったんですね。
歌詞の訳を知ると英語の勉強になることがありますね。
Air Supplyの♪Lost In Love♪も失恋の歌かと思っていましたが、♪Lost♪は「夢中」の意味だというのを聞きました。
やっぱり洋楽を聴いていると勉強になります。(笑)
そうでした、TOTOのデビューアルバムはプログレっぽいところもありました。どの曲もサビの部分が素晴らしいですよね。尻つぼみの人気かと思いましたが、4枚目のアルバムでスーパーブレイクしたのには驚きました。でもそれだけ素晴らしいアルバムでしたね。
ずっと洋楽を聴いていて、"Refugee"とか"Pretender"とか、結構単語を覚えました。英語を喋れるようにはなりませんでしたけども^^;
私はいつもはあまり演奏にはこだわらなくて、ボーカルや曲のイメージで好き嫌いを感じるのですが、TOTOに関しては、演奏が凄くおしゃれだっということがわかります。また、ボーカル専任のボビー・キンボールだけでなく、ルカサーやデヴィッド・ペイチの感じの違うボーカルが次々と出てくるところも気に入っています。
キーボードもデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロの感じの違う二人が演奏していて飽きませんね。
♪Refugee♪はTom Petty、♪Pretender♪はJackson Browneですね。「Exile」の亡命者も洋楽を聴いていたおかげです。
Totoの演奏は確かにオシャレですね。S.Lukathurを始め各パートに実力者を配していて、インスト曲としても楽しめます。
さて、♪TOTO Ⅳ♪でグラミー賞主要4部門を獲得しますが、僕が卒業旅行で初めてL.A.の土を踏んだのは、Shrine Auditoriumでの受賞の興奮冷めやらぬ3日後でした。
そうでした、Exile=「亡命者」でした。もちろん70年代洋楽ファンにとってのExileはダンスボーカルユニットではなく"Kiss You All Over"ですね(笑)
TOTOは普通に曲を聴いてもカッコイイ良い曲ですが、よく聴くと演奏もやっぱりプロフェッショナル、演奏も楽しめる実力派です。
卒業旅行でL.A.ですか、いいですね^^
私はグアムでレコードが安かったのでたくさん買った覚えがあります^^;
TOTOのロザーナ。ジェフがバーナード・パーティのドラミング、バーディ・シャッフルをモチーフとした名曲ですね。このシャッフル・グルーヴがすべての楽曲。これが叩ければ、半分コピー出来たようなものですが、コレが難しいんですよね。
ジェフは私が学生時代に憧れたドラマーでした。
「ロザーナ」ですが、もちろんボーカルと、ギターにキーボードが複雑に絡み合って、凄い曲だなぁとは思っていましたが、大本にドラムがあったのですね。ドラムスの音に注目しながら聞くとホント特徴的な演奏でした。楽器には素人の私でも凄い演奏だというのはわかります。