ニックの旧友のチェリスト、アーヴィンがこんな写真を送ってくれた。オケのツァーなどで日本に来たミュージシャンはみな京都へ足を伸ばす。これは平安神宮だと思いますが、鏡がそこここにある。こんなインスタレーションを昔やっていたのでしょうか? 日傘の人だらけはあるとして、ビニールが掛けられた小さなピラミッドみたいな物は何でしょう? へんてこな世界に迷い込んだようなアーヴィンが嫁か、娘か、女友達か、二人で写り込んでいる。実に不思議な一枚です。アーヴィンの良い所は長々と解説をしないところ。空想の楽しみをくれます。
「キングオブコント2022」
全組が面白かった。面白くない組が皆無。一組目クロコップはコントの可能性を見せ、ネルソンズは待ってましたと思わせ、かが屋は予告ホームラン、いぬは禁断の面白さ、ロングコートダディはほのぼの幸せな面白さ、や団は第二の東京03、コットンは天性の役者二人芝居、ビスケットブラザーズはコント師に必要な成分(可愛さ、憎たらしさ、品、ネタの独創性、演技力、声)全てを兼ね備え、ニッポンの社長は「パイロットの条件」というピンポイントネタで勝負する凄さ、最高の人間はSF映画ぐらいな内容の濃さと、全組全くかぶらない個性ある面白さが続いて止まらなかった。
水川かたまり君のお告げ通り、お笑い界は益々安泰ですな。会社同士が競い合いつつ助け合い、先輩後輩が尊敬のあるイジリ合いしつつ引き立て合う。他の芸事芸術の方々もこれを真似して一丸となってサバイブしていかないと、足を引っ張り合ってる場合じゃねすね。