塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユヴェントス、9シーズン振りのスクデットを奪還

2012-05-08 02:27:23 | 日記
 ビセンテ・デルボスケが

 「ベップはスペイン代表監督の後任にふさわしい。」

 と述べたように、アントニオ・コンテが近い将来アズーリの指揮を執る日が来るかもし
れません。

 それも案外早い段階で。

 無敗優勝というおまけつきでユヴェントスがスクデットを奪還しましたが、9年という
歳月は、リッピ政権初年度で勝ち取った1995年と、全く同じ年数なんです。

 1985-86シーズンにスクデットを獲得後、プラティニの引退と相次ぐ補強の失敗
という形も、近年の彼らと重なります。

 ジエゴ、クラシッチ、フェリペ・メロ

 その出来に及第点を挙げられない選手の他、ジョルジュ・アンドラーデのように重傷を
負い、そのまま引退した選手、チアゴのように布陣に取り組めない選手の獲得もありました。

 今回のユヴェントスの成功例には

 1・コンテという内情を知り、同時に選手からの信望を集める人物の祥平
 2・補強の成功
 3・新スタジアムの成功

 という面が見てとれます。

 またマルキージオがデルピエロの系譜を告げるメドがたったことも、大きかったと思います。

 ワールド・サッカーダイジェストは、アンドレア・ピルロをMVPに選出しましたが、異論
は当然ありません。

 ブランデッリも今夏のユーロで、彼が調子を維持することを期待するでしょうし、ミラン
の関係者は彼のトレードを今頃悔やんでいるかもしれません。
コメント
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