mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ブルガリアのヴェリコタルノボ

2016年11月05日 | 旅行記
 昨日はルーマニアの美しい木造教会についてレポートしましたので、本日はブルガリアの美しい街ヴェリコ・タルノボをお伝えします。
 この街を訪問したのは、旅行6日目でしたが、6日の観光が農家住宅で食事やダンスを楽しんだためか?いささか疲れたことから、夜のヴェリコ・タルノ観光にお誘いをいただきながら遠慮してしまいました。
 翌日、皆さんの話を聞いていますと、とても楽しかった!そうですから、「断らなければよかった!」と後悔したものです。
 だから!という訳ではありませんが、翌日(旅行7日目)は、朝食の前に二人で街を散策することにしたのです。
 ところで、ここヴェリコ・タルノボは、もう引退してますが、大関の琴欧州の故郷だそうです。
 ホテルの部屋から見える蛇行したヤントラ川に囲まれた光景が本当に美しく、楽しい散策となりました。
 <ヴェリコ・タルノボの旧市街>
 ホテルの部屋は、マイナス階なのにご覧のように下に渓谷が見えるのですから、ヴェリコ・タルノボの旧市街がどのような地形になっているのか想像できると思います。
 さて、朝の散策ですが、写真の右方向に大きなモニュメントと建物(美術館)が見えていますが、ここを目指すことにしました。
 <ヴェリコ・タルノボ美術館> <アッセン王のモニュメント>
 上の写真は、蛇行するヤントラ川の中州にある「ヴェリコ・タルノボ美術館」とその反対側にある「アッセン王のモニュメント」ですが、朝の清々しい空気をいただきながら散策することができました。
 美術館には、現代画家たちがブルガリアの歴史を描いた作品などが展示されているはずですが、残念ながら見学することはできませんでした。
 ところで、ホテルに帰るときに面白い光景を見ることができました。
 <ヤントラ川にかかる飛行機の模型>
 川の上から糸状のもので吊るされている白い物体は、飛行機のようですが、「トンボ」のようにも見えます。ブルガリアの人々は、面白いことを考えるものですね。
 ところで、私たちが宿泊しているホテルは、飛行機の横に見える左側のビルの奥にあると思うのですが…

 その後、私たちは、8時15分過ぎに朝食をいただき、予定通り、徒歩で「ブルガリア第2帝国の都であった古都ヴェリコ・タルノボ」の観光に向かいました。
 具体的には、「ツァラベツの丘」から街を眺めた後、「旧市街の職人街通り」の散策を楽しむことになっています。

 ところで、この街の歴史は、波乱に満ちていたそうです。その中身はよく分かりませんが、この地でも「戦争と支配」という歴史が繰り返されてきたのではないでしょうか?
 でも、「どのような歴史を経ようとも、タルノヴォの美しさは現在も変わらないし、石畳の坂道を歩きながら街が刻んできた歴史の一つ一つを味わってほしい。」という言葉は、実感として心に響くものでした。
 <ツァラベツの丘の入口付近>
 この街の見どころとしては、この丘以外にこの後に訪問する職人街、聖二コラ教会などの教会、考古学博物館などの博物館などがありますが、この丘からの眺めが最高に美しく、ここを見るだけで十分といえるかもしれません。
 <ヤントラ川沿いの街!>
 <緑と赤い屋根の美しい街!> <ツァラベツの丘の象徴のような門>
 この門のようなものは、第2次ブルガリア帝国時代の宮殿の名残でしょうか?
 また、高台の丘からは、ご覧のような緑と赤い屋根が美しく調和した街の景色が見えていますが、この丘には、ブルガリア現代画家の巨匠による壁画があるという「大教区教会」がありました。
 さらに、この季節には、この丘の木々が紅葉していて、この季節を楽しむことができました。
 <大教区教会>
 <紅葉した樹木>
 <ヨーロッパらしい黄葉>
 <赤い樹木の後ろには赤い屋根が>
 <赤の拡大写真>

 以上がブルガリアの古都ヴェリコ・タルノのツァラベツの丘でしたが、この後は、昼食をいただいて、職人通りの散策です。
 その様子?いろんな店が並んでいて面白かったのですが、絵画を買い求めてホテルに帰りました。