mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ブルガリア・ビトシャ山麓のボヤナ教会、国立歴史博物館

2016年11月11日 | 旅行記
 前回は、2回にわたってソフィアについてレポートしましたが、本日は、同じ日(2012年10月17日)の午後に見学したソフィアの南西約8㎞、ビトシャ山麓にあるボヤナ教会と国立歴史博物館についてお伝えします。
 午前中のショッピングセンター見学が終わりますと、次の予定は、楽しみな昼食です。
 場所は、ボヤナ教会近くでしたが、味の方は、「好きではない」という辛口評価の「ヨーグルトとキュウリの冷製スープ」などでした。
 
 その後、まず、ボヤナ教会に向かいました。
 ボヤナ教会は、1259年制作のフレスコ画が世界遺産になっていて、とりわけイエスや12使徒の表情が生き生きと表現された「最後の晩餐」が傑作だという話を聞きました。

 <ボヤナ教会付近の光景>


 <緑に覆われた入口付近>


 次に、教会の写真ですが、近くからでしか撮影できないため、大きな教会のように見えますが、実際には7人~8人しか入れない小さな教会でした。

 <ボヤナ教会>


 <教会の建物近くで「はい!ポーズ」>


 そのため、3組に分かれて見学しました。
 中は撮影禁止ですから、皆さんに分かってもらう方法は、言葉しかないのですが、小生が老眼のためでしょうか?絵がぼやけて見えたのです。
 確かに、天井や壁をイコン画が埋めつくしていましたが、「美しい!」とか「素晴らしい!」とかいう言葉が沸き上がってこないのです。
 「老眼でボケて見えたのではないか!」というご指摘を受けそうですが、中に入ってから、現地ガイドのMさんに「どれが傑作の最後の晩餐なのか?」という質問をしてしまいました。
 この最後の晩餐は、最奥の左側の上段(絵が3段に分かれて描かれていました。)にありましたが、ほかの作品と同じようにボケて見えてしまいました。

 <帰りに出会ったワンちゃん>


 この犬は、教会の敷地内いて、人懐こくて「びっくり」です。
 両国とも犬が街中や観光地にたくさんいて、驚いてしまいました。
 それにしても、放し飼いでストレスがないためでしょうか?全く吠えないのです。猫も良く見かけましたが、犬の方が多かったように感じました。

 さて、次は教会からバスで15分くらいでしょうか?国立歴史博物館に向かいました。
 国立博物館は、紀元前から20世紀にかけてのブルガリアの歴史を、全土から収集したおよそ2万2千点の展示品でたどる国内最大の博物館です。

 <国立歴史博物館の入口付近>


 でも、入口付近は、高い金網ネットで囲まれていて、部外者を歓迎していないように感じてしまいました。

 <展示されていた戦闘ヘリ>


 左側の入口から正面に向かって歩いて行きますと、建物の左側に戦闘ヘリが置いてありました。

 <広い敷地>


 さて、正面の建物に入ると、多くの展示品があり、撮影も可能でしたが、20レバ(約千円)が必要だという説明があり、「トルコの展示博物館と同じように紀元前の出土品が並べてあるだけ!」と思い、撮影を遠慮しました。
 ところが、この博物館は、トルコの博物館より展示スペースがはるかに広く、数多くの展示品が所せまし、と展示されていました。
 また、流暢とは言えませんが、日本語で開設する博物館の女性が、「これは、どこそこから出土したもの、紀元前〇世紀のもの、本物、レプリカです。」というような説明が画一的でありながら、話に温かみが感じられて、こちらも思わず笑いが漏れてしまうものですから、「その様子でも撮影しておけばよかった!」と思ったものです。

 <博物館>


 この後は、ソフィアに戻ったのですが、ホテルで夕食をいただいて「本日の予定は終了!」と思っていましたら、サプライズが待っていました。
 その顛末は、後日、レポートしたいと思います。