今回は、アニメ記事です。
以前『絶対無敵ライジンオー』の記事を書きましたが、そこからサンライズつながりで、『カウボーイ・ビバップ』というアニメについて書こうと思います。
ライジンオーの記事を書く時に、ウィキでサンライズのページをみたんですが……あらためて、サンライズってあれもやってたんだという驚きがありました。で、そのなかにカウボーイ・ビバップがあって、ああ、あれもサンライズだったのかと驚嘆させられたのです。
カウボーイ・ビバップ。
懐かしいですね。
1990年代後半に発表された作品です。クールでスタイリッシュな感覚が斬新でした。菅野よう子さんによるあのテーマ曲が、とにかくかっこいい。
テレビでは、エピソードの中のいくつかを抜粋して放映されたりもしていました。制作の都合でそうなったらしいですが、当時高校生だった自分は、そんな変わった放映スタイルにも「なにか違う」感を覚えていました。
当時エヴァンゲリオンなんかがはやっていたわけですが、日本アニメが大きく変革していた時代なのかな……と思います。
内容は、未来の火星で、“カウボーイ”として賞金首を追い回す賞金稼ぎたちの物語。
カウボーイやら賞金稼ぎというのはなにやら西部劇じみていますが、モチーフとしてあるのはそういうところでしょう。この作品で描かれる宇宙は、開拓時代の西部のような自由の空気が感じられる世界です。魅力的なキャラクターと、しゃれた演出やせりふ回しがそこに映えます。
劇場版『COWBOY BEBOP 天国の扉』です。
この記事を書くにあたって入手し、観てみました。2001年の作品ですが、絵がものすごいクオリティです。劇場版だからということもあるんでしょうが、これはもう鳥肌モノ。やっぱり、絵の部分だけをとっても、90年代後半になにかアニメ界で革命が起きてますね。現在のアニメにまでつながる革命が……カウボーイ・ビバップは、その革命期の重要な作品なんではないかと思いました。