2月13日は、「日本遺産の日」だそうです。
日本遺産……これは、世界遺産の国内版といったところでしょうか。
日本各地の有形・無形の文化財を「日本遺産」と認定し、その魅力を発信していくというシステムだそうです。
身近なところで何があるのかと調べてみると、福岡県では大宰府を中心とした「西の都」というものが認定されているんだとか。大宰府は私にとっても縁のある場所で……せっかくなので行ってきました。
まずは、かつての大宰府の町にあった客館の跡。

「西の都」の幟も立っています。

展望台のようなものがあり、そこから撮った画像。

ここは、跡地というだけで何か建物が残っているというようなことはないんですが……3DCGで往時の様子を再現したアプリなんかも用意されているそうです。
客館跡から北上して、かつての大宰府政庁跡。
私の通っていた学校がこの近くにあり、冬はここで持久走なんかさせられてました。

「令和」という元号の典拠となった万葉集の「梅花の宴」もここで催されたということで、このあたりが「令和」の里だと主張しています。
観世音寺。
学校の近くにありながら、これまで行ったことがありませんでした。

ここにある梵鐘は「日本最古」を謳っていますが、現在はとりはずされています。5月から九州国立博物館で展示されるとのこと。
隣接するかたちの戒壇院。
ここも、今回が初の訪問となります。

太宰府天満宮。
ひさびさに来たら、梅の花が咲いていました。奥にみえるのは、いわゆる「飛梅」。

「西の都」に含まれる要素はほかにもいろいろあるんですが……一部佐賀県に入っているようなところもあり、すべてを踏破するのにはそこそこ時間がかかります。というわけで、今回はここまでで。