ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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戦争という狂気

2022-04-04 21:41:22 | 時事



ウクライナ侵攻において、情勢の変化が起きているようです。

東部方面に注力するというロシア軍の方針転換はどうやら確かなようで、キーウに迫っていたロシア軍は撤収。ウクライナ側は、キーウ州を完全に解放したとしています。

解放されたキーウ州ですが、しかしそこに喜びの声はありません。
ロシア軍の撤収によって戦場となっていた市街地の様子があきらかになり、その想像を超える惨状に世界が絶句しているといったところでしょうか。
破壊された街と、道端にうちすてられた遺体……戦争がいかに狂気に満ちたものか、現実が物語っています。

今回の件で、日本では安全保障論がいろんな意味で活発になってきているわけですが……戦争とはこういう狂気に満ちた残酷なものだという現実を踏まえて議論しなければならないでしょう。
民間人を巻き込まないといったルールがあるにせよ、それがきちんと守られるはずもない。ひとたび戦争となれば、無惨な犠牲が出てしまう。そのことを踏まえたうえで、いかに戦争を起こさないかということを考えるべきでしょう。