ウクライナへの人道支援を呼びかける StandUpForUkraine というSNS運動が行われています。
貧困擁護団体Global Citizen がはじめたもので、これに、多くの俳優やミュージシャン、アスリートらが賛同し、メッセージを寄せたりパフォーマンスを公開したりしているようです。
音楽業界では、先日グラミー賞の授賞式でウクライナのゼレンスキー大統領が直接呼びかけたこともあってか、とりわけ活発な活動が見られるようで……今回はそのなかから、Youtubeにアップされた動画をいくつか紹介してみようと思います。
U2のボノとエッジによるパフォーマンス。
U2の Walk On を、Walk On Ukraine として歌っています。
U2 - Walk On Ukraine - #StandUpForUkraine
ビリー・アイリッシュ。
この方は、かねてから社会的なイッシューについてたびたび発言してきました。その物怖じしない姿勢が頼もしいところです。
Billie Eilish - Your Power (Live for Stand Up For Ukraine)
ジュリアン・レノンは、ヌーノ・ベッテンコートのギターで父の Imagine をカバーしています。意外にも、公の場でこの曲を歌うのはこれがはじめてとか。
いわく、「イマジン」を歌のは世界の終りのときだといってきたけれど、ウクライナの悲劇を前にして、人間として、アーティストとしてもっとも重要な方法で対応しなければならないと感じた――と。
Julian Lennon Performs 'IMAGINE' for Global Citizen's Stand Up For Ukraine w/Nuno Bettencourt
ほかにも、セリーヌ・ディオン、ブルース・スプリングスティーン、マドンナ、ボン・ジョビ、アニー・レノックス、メタリカ、レニー・クラヴィッツ……と大物アーティストが続々とこの活動に参加しています。
最後に、アスリートの活動として、五輪金メダリストのルタ・メイルティテ(リトアニア)さんが行ったアクションを。ロシア大使館前の池を赤く染め、そこで泳ぐというものです。