ロック探偵のMY GENERATION

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追悼アンディ・ギル

2020-02-03 16:26:08 | 音楽批評

 

 

しばらくぶりの更新です。

 

というのも、一週間ほど風邪で寝込んでおりました。

そろそろ体調も回復してきたので、またぼつぼつと更新していきたいと思います……

 

というところなんですが、復帰第一弾記事は訃報です。

 

ギャング・オブ・フォーのギタリストであるアンディ・ギルが、亡くなったという知らせがありました。

 

享年64歳。

 

先月死去したニール・パートよりも若く、まだまだ死ぬような年でもないでしょう。

ただ、昨年ドクターストップで来日公演を延期したということもあり……兆候はあったのかもしれません。(延期された来日公演がその後実際に行われたのかも、私には確認できませんでした)。

 

 

 

 

Gang of Four は、いわゆる“ポストパンク”を代表するバンドの一つ。

ポストパンクといえば、よくポップグループと並んでこのギャング・オブ・フォーの名が挙がります。そういう意味で、ロック史に名を残すバンドといえるでしょう。

 

そのサウンドを特徴づけるのが、アンディ・ギルのギターです。

 

ギンギンというか、ギャリギャリというか、とにかくアグレッシブでスリリングなギター……

一応私もギターを弾くわけですが、一体どうやったらあんな音が出せるんだろうと常々疑問に思ってます。

 

このギターがギャング・オブ・フォーというバンドのサウンドの要であるということは、誰しもが認めるところでしょう。それはすなわち、アンディ・ギルという人がロック史上に足跡を遺すギターレジェンドだということなのです。

 

そんなわけで、多くのアーティストが追悼の意を表しています。

アンディ・ギルに影響を与えたウィルコ・ジョンソンや、逆にアンディが影響を与えたレッチリのフリーやレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのトム・モレロ……そして日本からは布袋寅泰さんも。ほかにも、マッシブ・アタック、ピクシーズ、R.E.M.などから追悼のメッセージが出されています(バンドとしてのコメントではないものもふくむ)。この顔ぶれだけ見ても、アンディ・ギルがいかにリスペクとされるギタリストであったか察せられるでしょう。

私もまた、この稀代のギタリストに哀悼の意を表したいと思います。

 



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