今日は、9月11日。
2001年、アメリカ同時多発テロが起きた日です。
この日がくるたび、このブログではテロ及びそれ以降の社会について書いてきました。今年もそうしましょう。
今年のテーマは、現在のアフガニスタンです。
アフガン情勢をめぐっては、およそ一年にわたってアメリカとタリバン側で和平交渉が行われていましたが……この和平交渉は、もはや頓挫という状況のようです。
トランプ大統領は交渉の打ち切りを示唆し、タリバンは、アメリカへの攻撃を再開するとしています。
あの9.11から18年経って、この状況なのです。なにもよくなっていません。
これまでも書いてきましたが、結局、武力行使はなにも生み出しませんでした。
タリバン政権を倒すのは容易なことでしたが、その後に十年近くにわたって情勢不安が続き、タリバンはじわじわと勢力を盛り返してきました。
この教訓に学ぶ必要があります。
たとえば、イランについて。
アフガンもイランも、安定しているとはとうていいえない状態があります。そのうえ、もし今イランと戦端を開くということになったらどうなるか。
中東は、混とん状態に陥るでしょう。
これは、絶対に避けなければならない事態です。
最近、強硬派のボルトン大統領補佐官が解任されたということで、そのあたりはちょっと変わってくるかもしれませんが……
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