どうも。
村上暢です。
突然ですが、新年を機に、このブログもなにか新しいことを始めようと思いました。
ということで……
新たなカテゴリーとして、「ゲーム」を設置することにしました。
まあ、自分はそんなにゲーマーというわけでもありませんが、アニメのカテゴリーと同じように、自分が過去にハマっていたゲームについて書こうかなと。
で、その一段目として……『ファイナルファンタジー・タクティクス』というゲームについて書こうと思います。
一応、例によってのしりとりスタイルです。
先日このブログで、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のことを書きましたが、その冒頭で流れていたのが、 Somebody to Love という曲でした。
じつは、『ファイナルファンタジー・タクティクス』は、この Somebody to Love が一つのモチーフになっているのです。
以下、ゲームの内容について書いておきましょう。
『ファイナルファンタジータクティクス』――略して、FFTは、ファイナルファンタジーシリーズの番外編ですね。
タクティクスとは、「戦術」の意味で、その名が示す通り、シミュレーションRPGゲーム。
箱庭状のマップでキャラを動かして、敵と戦うゲームになっています。そこが通常のRPGとは違うので、番外扱いになっているということでしょう。
ストーリーに沿ってバトルが発生するのとは別にランダムエンカウントバトルもあり、そこでキャラクターを成長させていくことができます。キャラを成長させることでアビリティを身につけ、また、だんだんと高位のジョブにチェンジさせていくことができます。
私は、結構このゲームにはまってました。
発売当初もそうでしたが、それから二十年近く経った頃に、ふとやりたくなってまたやってみたんですが、やはり十分に楽しめました。
高度に構築されたジョブシステムで、どこまでもやりこめる自由度の高さが、なんといってもこのゲームの魅力です。
習得したアビリティを組み合わせて、自分なりのキャラをカスタマイズしていく面白さは、『FF5』のジョブシステムをさらに高度に進化させたものといえるでしょう。
そんなのありかよ、という無茶苦茶な技を敵キャラが使ってくるんですが、こちらはさらにその上をゆく無茶苦茶なアビリティを身につけてねじ伏せていく……というのが楽しみでした。
濃密なストーリーもまた、歴代FFにひけをとらないものでした。
名家に生まれた青年が、王位をめぐる争いに巻き込まれながら、その背後にひそむ邪悪な陰謀に立ち向かう物語。王道のファンタジーと、高度な政治劇……その物語性は、『FF4』にも匹敵するかもしれません。
先述したとおり、クイーンの Somebody to Love のイメージがあって、ゲーム最終章のタイトル「愛にすべてを」も、その邦題からとられています。
どのあたりがつながっているのかというのはネタバレになるので伏せておきますが、ゲームのラストについても、いろいろな議論を呼びましたね。
難点をあげるとすれば、ゲームバランスでしょうか。
シドが出てきたところでゲームバランスが一気に崩壊するとか、キャラを鍛えすぎると、どんな敵でも瞬殺できるようになってしまうとか……ランダムエンカウントの敵は、こちらのレベルが上がると相手もレベルが上がる仕様になってるんですが、ガチガチに自キャラを鍛え上げると、どんな強い敵でもほとんど無傷で勝てるようになってしまいます。
密猟バグという有名なバグ(というかプログラムミス?)があって、これを使うとゲームバランスはさらに崩壊の一途をたどります。
しかしそこは、さまざまな縛りをセルフで導入することによって、自分なりに楽しむという工夫がなされています。特定のジョブや、アビリティ、アイテムを使わないようにするとか、5人まで出せるところを、それより少ない人数で戦うとか……そういうことですね。そんなふうにしてでも楽しみたいということで、このゲームが名作であるのは間違いないところでしょう。
ちなみに、先述した「議論を呼ぶ」ラストですが、その点については、発表から20年近く経って公式見解が出されました。
その間、PSP版や、スマホ版、また、続編タイトルがいくつか出ていたりもするようです。スマホ版なんかは、数年間に出ているようで……やはり、ある程度レジェンド的な扱いになっていないと、こんなふうにリメイクや移植はされないでしょう。
そういったこともまた、このゲームが名作であることの証ではないでしょうか。
村上暢です。
突然ですが、新年を機に、このブログもなにか新しいことを始めようと思いました。
ということで……
新たなカテゴリーとして、「ゲーム」を設置することにしました。
まあ、自分はそんなにゲーマーというわけでもありませんが、アニメのカテゴリーと同じように、自分が過去にハマっていたゲームについて書こうかなと。
で、その一段目として……『ファイナルファンタジー・タクティクス』というゲームについて書こうと思います。
一応、例によってのしりとりスタイルです。
先日このブログで、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のことを書きましたが、その冒頭で流れていたのが、 Somebody to Love という曲でした。
じつは、『ファイナルファンタジー・タクティクス』は、この Somebody to Love が一つのモチーフになっているのです。
以下、ゲームの内容について書いておきましょう。
『ファイナルファンタジータクティクス』――略して、FFTは、ファイナルファンタジーシリーズの番外編ですね。
タクティクスとは、「戦術」の意味で、その名が示す通り、シミュレーションRPGゲーム。
箱庭状のマップでキャラを動かして、敵と戦うゲームになっています。そこが通常のRPGとは違うので、番外扱いになっているということでしょう。
ストーリーに沿ってバトルが発生するのとは別にランダムエンカウントバトルもあり、そこでキャラクターを成長させていくことができます。キャラを成長させることでアビリティを身につけ、また、だんだんと高位のジョブにチェンジさせていくことができます。
私は、結構このゲームにはまってました。
発売当初もそうでしたが、それから二十年近く経った頃に、ふとやりたくなってまたやってみたんですが、やはり十分に楽しめました。
高度に構築されたジョブシステムで、どこまでもやりこめる自由度の高さが、なんといってもこのゲームの魅力です。
習得したアビリティを組み合わせて、自分なりのキャラをカスタマイズしていく面白さは、『FF5』のジョブシステムをさらに高度に進化させたものといえるでしょう。
そんなのありかよ、という無茶苦茶な技を敵キャラが使ってくるんですが、こちらはさらにその上をゆく無茶苦茶なアビリティを身につけてねじ伏せていく……というのが楽しみでした。
濃密なストーリーもまた、歴代FFにひけをとらないものでした。
名家に生まれた青年が、王位をめぐる争いに巻き込まれながら、その背後にひそむ邪悪な陰謀に立ち向かう物語。王道のファンタジーと、高度な政治劇……その物語性は、『FF4』にも匹敵するかもしれません。
先述したとおり、クイーンの Somebody to Love のイメージがあって、ゲーム最終章のタイトル「愛にすべてを」も、その邦題からとられています。
どのあたりがつながっているのかというのはネタバレになるので伏せておきますが、ゲームのラストについても、いろいろな議論を呼びましたね。
難点をあげるとすれば、ゲームバランスでしょうか。
シドが出てきたところでゲームバランスが一気に崩壊するとか、キャラを鍛えすぎると、どんな敵でも瞬殺できるようになってしまうとか……ランダムエンカウントの敵は、こちらのレベルが上がると相手もレベルが上がる仕様になってるんですが、ガチガチに自キャラを鍛え上げると、どんな強い敵でもほとんど無傷で勝てるようになってしまいます。
密猟バグという有名なバグ(というかプログラムミス?)があって、これを使うとゲームバランスはさらに崩壊の一途をたどります。
しかしそこは、さまざまな縛りをセルフで導入することによって、自分なりに楽しむという工夫がなされています。特定のジョブや、アビリティ、アイテムを使わないようにするとか、5人まで出せるところを、それより少ない人数で戦うとか……そういうことですね。そんなふうにしてでも楽しみたいということで、このゲームが名作であるのは間違いないところでしょう。
ちなみに、先述した「議論を呼ぶ」ラストですが、その点については、発表から20年近く経って公式見解が出されました。
その間、PSP版や、スマホ版、また、続編タイトルがいくつか出ていたりもするようです。スマホ版なんかは、数年間に出ているようで……やはり、ある程度レジェンド的な扱いになっていないと、こんなふうにリメイクや移植はされないでしょう。
そういったこともまた、このゲームが名作であることの証ではないでしょうか。