天気を心配していたけれど、雪も降っていないしいい天気といえる。福祉センターに来られる詩吟受講者の方はかなりの高齢者が多いので、天候が悪いと来にくいのです。講師の私としては、最低15名くらい来て欲しいのです。
平成3年、丁度私が定年退職の年にこのセンターが開所して、それ以来自由参加の詩吟講師をさせていただいています。初めの頃は10人前後の参加者しかいなく2時間の時間を使うのに苦労したり、内容に変化を持たせるなどで色々苦労をしたものでした。昨年がピークだったでしょうか。多いときは35名前後の方が来られ、2時間で絶句二題をやってもらうのも大変なことがありました。それが今年になって20名をきる人数で経緯してきています。
新しい方の参加を期待しているのですが、なかなか増えてもらえません。やりたいけれど、に一人で吟じるのが嫌だという方もいられるのだそうです。勿論合吟もやりますが、合吟は全体練習にだけやって、前半、後半それぞれ絶句一題を独吟していただくやり方をしていて、初めての方でも、それほど苦労せずに出来るようになっていただけているのです。特に、私はコンダクターという楽器で伴奏をつけますから、初めての方でも伴奏に合わせるとすぐにでもやれるようになるのです。
センターで初めて詩吟に接したという方も多いのですが、結構上達して古くからの人に遜色ない吟をされています。
生涯学習して、詩吟はとても素晴らしいと思います。特に内臓の健康のためにはこれ以上のものは無いと思います。
是を読まれた方で、少しでも関心がありましたら一度見学に来てください、毎月第一火曜日から第三火曜までの三回、13時から15時までで、参加料は無料です。
今日の結果
心配は要りませんでした。結果18名の出席。
前半は「想夫恋」「河内路上」二題を合吟して、その後一題を択んで独吟。
後半は、自由吟題で一吟づつやっていただき、残りの時間で「寒夜の即事」を合吟練習、男女各二回、そして最後全員で合吟して納めにしました。
1月は9日が初吟に成ります。また元気に皆様出てきてくれる野を楽しみにしています。