手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

大掃除  退職の時、いただいた寄せ書きを見つける

2006-12-29 18:02:59 | 身辺雑記

 午前中大掃除。例年のこと、特別なこともないが、一年一度の一寸念入りな掃除と片付け。
 
 自分の机の本棚の整理をしていて意外なものを見つけて驚いた。生徒の寄せ書きなのです。それも、「旧1年1組」という、一年間国語を教えただけの生徒、私の退職の時はもうバハラバラの組に分かれていたのに、誰かが呼びかけてやったことなのです。確かに退職の挨拶をした後で、花束とこの寄せ書きをいただいた記憶はある。不思議に思い、一寸照れくさく思っただけで、この寄せ書きも碌に目を通さなかったのだと思う。今、見て驚いた。私に教えられた古典の勉強、その中で一度詩吟を聞かせたのが凄いインパクトを与えていたのだということがわかった。

 振り返ってみて、確か詩吟を聞かせた記憶は殆ど無い。このクラスだけだったのではないかと思う。聞かせてやりたいという気持が無いわけでもなかったのだが、詩吟なんか、喜んでくれないと自分で決めて、また照れくさいこともあって聞かせなかった。自分の担任したクラスの生徒にも聞かせなかった。是はやはり間違いだった。今の生徒に詩吟などを聞かせてもと思うことが間違いで、むしろ感動を持って聞かれるのだと知った。
 駄目先生と自分を決め付けていたけれど、この寄せ書きはそんな自分にこんな風に見てくれている生徒もいたのだと改めて見直させてくれた。
コメント
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