数年前から老人性掻痒症とでも言うのですか、あちらこちらが常に痒く、時には血の出るまでかきむしることもあるのです。一時皮膚科から痒み止めの薬をいただいてきたけれど、すぐ無くなり再三病院に行くの面倒なので、痒み止めのメンソレータムを買ってきて使っていました。
一寸話を変えて続けます。私はアロエベラを二鉢持っていて、ただ持っているだけだったのです。大きくなって邪魔に思ったりしていました。昨年の11月、３年ほど大腸ポリープの検査をしないでいて、一寸気に掛かることもあり、検査を受けました。結果はポリープも無く、無事だったのですが、別な病気が判明したのです。其れは思いもよらない、内痔の疾患だったのです。そして、病院で下剤を出してくれたのです。判明した病気の方は近くの専門病院で見ていただき、薬をいただいて治療となったのですが、そのとき、ふとアロエベラを調べてみました。そこでアロエが下剤としての効用のあることを知りました。それで、アロエの表皮を３分の一位残して、細かく切り、蜂蜜を入れて保存し、寝る前に小さじ２杯くらい服用してみました。結構効果があったように思いました。暫く前に病気のほうは快癒したみたいなのでアロエも作らないで来ていました。
ところが先日、新聞の読者投稿欄で、アロエを焼酎につけたもののお世話になっているという話が載っていました。特に傷には凄く効くと書かれていました。其れを見てひょっとして私の掻痒、特に引っ掻き傷みたいになったものには効くかも知れないと思い、アロエを今度は表皮ごと細かくして、焼酎につけました。それをもう一週間ほど使っているのですが、メンタームでは効かなかった掻痒が収まるのです。特に足の靴下で締め付けられるところなど、毎日掻き続けていたのに、収まっています。是はアロエ効果だと思います。そんなにぺたぺた塗るのではなく、綿棒で塗るだけで効いているのです。一回作ったのが、是は随分持ちそうです。
焼酎が効いているのかもしれませんが、とにかく今は喜んでいます。そょっとしたらアロエは色々な薬効があるのかもしれません。
