今日は労働者の祭典、メーデーだ。いつの間にか意識の中から消えかかっていた。現役で組合の運動にも結構かかわっていたのだけれど、メーデーの集会とか、デモに出向くことはほとんどなかった。学校がメーデーで休みということがなかったからかもしれない。
今日もメーデーのデモ行進の様子がテレビで紹介されていた。しかし、かつての規模から見ると極めて小さくなっている。
かつて国労とか炭労とか大企業の労働組合が華々しく活動していた時代は、メーデーは将に労働者のお祭りにふさわしい華やかさがあつたのだけれど、いまや労働組合はあるのだか無いのだかわからないくらいの状態になっている。
炭鉱の閉山で炭労は解散し、国鉄の民営化では、国労の活動家は採用さへされなくなる。企業での組合活動はどこも厳しく制限され、特にバブルがはじけてからは組合活動も、賃上げ闘争などが出来る状況でなくなり、いわば御用組合に近い物になっちゃっている。
かつては、社会党といえば、組合の代表の集まりみたいなところがあったのにいまはその面影もなく、代わりの民社党も自民党の亜流でしかなくなっている。是じゃメーデーも盛り上がらないのが当然だけれど、労働者の権利を守り、民主主義をゆがめる政治には厳しく対峙する労働者の団体、労働組合の結成は保障されているのだから、もう少しきちんとした形で活動できるよう民社党などが指導的立場に立てないものなのでしょうか。
忙しい4月が終わった、5月も目白押しに、色々あります。5日は厚生年金会館に例の名流大会見学、7日、北詩連審査委員会、13日PG会長杯、20日私の詩吟の会碌峭会の交歓吟詠会、26日西口先生の吟歴35周年記念大会出席、27日PG手稲会長杯参加、15日は北大定期健診もある。週4日の詩吟の教室はある。交歓吟詠会のプログラム作りもある。でも、PGは全くの遊びなのだから、忙しさにはならないのではあります。