会券の割り当てでかなり辛い思いをさせられたのでした。5000円の券を私の会には21枚割り当てられたのです。会員の半数ということでしたが、私の会は北詩連に加盟してまだ3年目で、このような大会があることすら知らなかったのです。ただ全国的な組織として、日吟連と日総連があることと、北詩連は日総連に団体加入していることを一応知っていました。しかし、日吟連との関係については殆ど知りませんでした。それだけに、この大会の会券の割り当てにはやや納得しかねるところもあり、5枚ほど返却させていただいた経緯がありました。買ってくれた会員の中には、私を援けるために無理に買ってくれた人も多いのです。
9時半開場で指定席は早いもの順ということでしたので、9時少し前に会場の厚生年金会館に着きました。すると已に200人くらいの方がたむろしていて、会場前では机が出されて人が集まっています。9時に孫の有紗と待ち合わせだったのですが先に指定席とったほうがいいと思い、机のところに行きました。やはり指定席の配布が始まっていたのです。一列目も取れる状態だったけれど、6列目の席をいただいて有紗を待ちました。
9時半過ぎに会場に入ったのですが、私の会の人は、第一教場の高橋さん、口岩さん第二教場の猪股さんの三人しか確認できませんでした。
第二部を終わってから、有紗と外に出て、芝生の縁石に座って昼食を取っていたら、平和の畑島さん、小田桐さんご夫婦、福田さん加藤さんと会いました。
役員一覧に目を通すと、北詩連の役員がずらり名前を連ねています。この方たちは個人として日吟連に多分加入しているのだと思います。第二部の頭で、北海道の会員の合吟が有りました。かなりの方が加入されて活躍しているのだということがわかりました。
やはり、全国名流と銘を打つだけに、素晴らしい吟剣詩舞を見せていただきました。詩吟という伝統芸能を継承発展さるためには、このような取り組みが必要なことは理解できます。しかし、私にその一人になれといわれても無理です。絶句一題を吟じるために、全国を飛び回る財力はありません。勿論、私などが出場するような大会ではありません。
北海道で開かれたら、私は見学に行くことになるでしょう。でも会員に無理強いはしたくありません。