「おしゃべり」っていますよね・・・。失礼にあたっている人もいると思いますが許してください。
概して女はおしゃべりという相場になっている。男はむしろ無口が、男らしさの象徴みたいに言われる。 ま、一概に言えないことだけれど・・・。
私は、どうなのだろう。無口・・、どちらかというと無口の部類に入ると思う。無口というか、話題に乏しいというか、冗談のいえない性格というか、世間知らずというか、人と話していて話題に窮することが多い。
それでも、お酒を飲んで調子があがると、結構なおしゃべりになるのだ。そして次の日、反省して頭を痛めることがしばしばなのだ。
ではあるが、一杯飲んででも、大笑いしながら、おしゃべりをすることは大変いいことなのだとこのごろ思っている。
ストレスの解消ということになるのは当たり前、実は、これは勝手な思い込みかもしれないけれど、話すことは、吸気運動で、肺の機能強化につながるのだと確信している。
自分が肺気腫で、苦労しているのでなおさら思う。人間の機能は使わなければ退化する。呼吸機能も同じだと思う。
詩吟を続けていて、人以上に声を出していて、それが肺の機能低下にはつながっていない。むしろいい結果につながっているように思う。
以前、詩吟をやらないかと勧めた人の中に、肺気腫で声を出せない、医者に止められたといって、入ってくれなかった人が3人ほどいて、その方達はみな既に他界されました。詩吟をやったら未だ元気でおれたのではないかと考えたりする。
歳を取ると、外に出ることも少なくなるし、話すことも少なくなる。私も今家内と二人暮し、一日家内とどれだけおしゃべりしているか考えると、まず30分と話していない。
歳を取ったら、家に籠もるのではなく、もつと積極的に外に出て、おしゃべりの機会を増やしたり、カラオケや民謡・詩吟などに挑戦することがいいのではないかと思うけれど、どうでしょう。