カラオケは八トラのころからズーットやってきている。
ど演歌という類が好きで、北島三郎、鳥羽一郎なんかに夢中になっていたころがある。
女性の歌では、米倉ますみとか坂本冬美に魅かれたこともある。
退職したころから、新しい歌を覚えようとしなくなり、古い歌のいいものを掘り出して歌うようになってきた。
裕次郎の歌は歌ったことが無かったのに、一時随分歌った。しかし、今は「二人の世界」と「さびたナイフ」くらいになった。
今一番新しい歌は「最上川恋歌」「二人の大漁節」「羅生門」、あまり覚える気もなくて、たまたま聞いて気に入ったのがあると、PCの「サウンドカフェ」で覚える。
演歌で勉強することもある。先日「虎落笛」(もがりぶえ)という言葉に出会った。判らない言葉だったので調べた。"冬の烈風が柵や竹垣などに吹き付けて、笛のような音を発するのを言う"とあった。
源氏物語が題材になっていたりして、昔勉強したころのことを思い出したりする。また、各地の祭りが歌になっていて、ここにこんな祭りがあるのだとわかったり、そんな楽しみもある。
いつの間にか、私の詩吟の教室の交歓吟詠会の宴会の最後は、私が「千恵子よされ」歌うことになっちゃった。