定期健診といっても、血圧測定と飽和度測定、それに聴診だけ、後は薬を一式戴いてくるだけ。
この頃予約時間からあまり待たされることがなくなった。以前は1時間も待たされることがたびたびだった。前回は10時の予約が9時50分くらいに呼ばれたし、今日は9時半の予約が9時40分に呼ばれた。
私の病気は肺気腫で、呼吸器科です。もう27年も通っていることになる。定年の年、見ていただき、肺気腫と診断されてから、見ていただくことにしているのだが、数年前までは、ほめられるだけ症状の進行がなかった。それが、特に昨年から急激に進行し始めた。
飽和度は、去年の夏くらいまでは97から98くらいの数値だった。それが、96に落ちている。この1度の差は凄い。ダンスでタンゴを1曲踊りきれなくなったのだ。
95を切るようになると、酸素ボンペの世話にならなければならなくなるらしい。そうはなりたくない。
行き始めてから、随分多くの方が見えなくなっている。特にボンベを引いてくる人は、目立つだけに、「あの人だ」とすぐわかる。治るはずが無い病気だから、来なくなるということは、いいことではないのだ。
来月は、呼吸器機能検査などをやらなければならない、是が嫌なのだ。何でこんなにいじめるのかと思うくらい、辛い思いをする。肺に残った空気のかけらまで吐き出させようと頑張らされる。少しくらいいい数値になつたって知れている。
肺活量は1500を切るくらいになっている。動いても100かそこらの違いで、頑張って1600の数値が出たって、体調が変わるわけでもない。あの嫌な思い、半年に一回必ずやっている。来月はそれが待っているのだ・・・。