今年で9回目、文化祭だけだった手稲文化協会に新しい息を吹き込みたくて、この伝統芸能祭を立ち上げたのだった。
今年は、私が北詩連関係で多忙になり、伝統芸能祭にじっくり取り組むことが出来なかった。そのほかに検討しなければならない課題も出でいて、今年がどんな展開になるのか心配だ。
問題は日舞です。日舞は各会1名、基本的に指導者または代表が出ることにしてきた。そんなことで、各会は古典を中心として出演してくれていた。
先生方の渾身の踊りは、極めて質の高いものであった。だが、古典の連続は、見る方が疲れる。そんなことで、日舞が重たくなってきている。
文化祭とは違うのだという意識は大切だが、日舞が古典でなければならないことは無い。また一人という限定も問題だと思う。出来れば、一団体二人とし、一人は先生または代表が出るということでいいのではないかと思います。歌謡曲でも結構なのです。先生の踊りはやはり格が違います。そうするともう少しゆとりのあるものになると思うのです。
とにかく、明日が心配です。心配が杞憂であって欲しいものです。