「待って焦がれた12ケ月だ 熱くならなきゃ男じゃないさ・・・」 これは鳥羽一郎の歌っている「だんじり」の一節だ。
今日から福岡の祇園山笠が始まった。勇壮な、男の祭りがあちらこちらにある。
私はテレビで見るくらいで何も見ていない。でもテレビで見ても血が騒ぐ。
「恋は二の次祭りが先だ」 そんな思いで祭りに参加する人がうらやましい。
そんな祭りの中で、私の心惹かれるのはやっぱり「だんじり祭」だ。次が祇園山笠どちらも勇壮だ。
祭りパレードといえば京都の祇園祭、時代祭が代表なのでしょうが、私などの知らない、素晴らしい伝統を受け継ぐ祭りがいろいろ有るでしょう。
阿波のヨサコイ祭。青森の「ねぷた祭」もどちらかといえばパレード。高山の「山鉾」もおなじ。
北海道の歴史の浅さを祭りで感じます。北海道にある祭りはみんな本州から移住してきた人たちの郷里の祭りの焼き写しだから、本物の重さを出すものは無い。
北海盆踊りくらい、生活に根ざして続いてほしかったけれど、風紀が乱れる子供の教育によくないなどとさげすまれ地域からは消え去った。
郡上踊りなどが夜明かしで踊られるのは何故なのだろう。本当に伝統となったものにはそうした強さがあるのだと思う。