手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

東京国際マラソン 尾崎 凄い追い上げ優勝

2008-11-16 18:56:18 | スポーツ

 今日の東京国際マラソン大会、東京は今年限りで来年は横浜に会場を移転するのだという。

 渋井が優勝するという評判だった。その通りスタートから渋井はトップに立って30k過ぎまでは独走態勢だった。

 一時渋井と併走していたアフリカの選手は早い段階で脱落、後ろには尾崎と加納という選手が並んで付いていたけれど、タイムは一時期1分以上も話される状態だった。二人のうち加納が抜け出していた。

 東京マラソンでは、あの高橋尚子がスパートの時期を間違って、35kからののぼりでバテたのは記憶に新しい。渋井が30kくらいから、ややペースが落ちていたとき、のぼりの為に、余力を残そうとしているのかと思っていた。だけど、登りにかかると、後ろの尾崎、加納がどんどん近づいてくる。3番目になっていた尾崎の足が軽々と二人を追い瞬く間に追い越した。渋井は加納にも抜かれ、更に遅れていたカーラーにまで抜かれることになった。

 去年の野口選手のここの走りはまるで飛び跳ねるような軽快さだった。あれを見ているだけに北京に行けなかったのが凄く残念に思われる。

 それにしても、優勝の尾崎選手、マラソン二回目という。初出場の名古屋で二位だったというけれど、凄いいい選手が出てきたことになる。偉いのは、自分のペースを崩さなかったということだ。よく辛抱できたものだ。2時間23分少しのタイムは、日本の歴代10位のタイムとか言う。そのペーでスプリットを刻み、最後ののぼりを勝負どころと描いていたのだと思う。カーラー山内という、選手は勝負を楽しむのではなく、マラソンを楽しんでいた。そして、渋井に勝って3位、何かとても見所のある面白い大会でした。
 
 今晩は、真央ちゃんの優勝を信じてこれからテレビを見ます。
コメント
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