年金問題に関するテロ行為と誰もが思ったはず。
その殺人犯が自首して来た。なんと、テロではないのだ。まだこれから取調べになるのだから、どんな供述が出るのか判らないけれど、昔ペットを保健所に殺されその報復を考えていたとかという話が聞こえている。全く筋が通っていない。
それでも、元厚生事務次官を襲ったという共通点、要するに事務次官クラスであれば誰でもよかったのだろうか。それにしても動機がわからない。
今の世の中、本当に変です。信じ難い殺人が横行している。親が子を殺す、子が親を殺す。誰でも良かったという無差別殺人、それかと思うと、人を車で轢いて何キロも引きづって行く。
少子化の時代になり、私達の時代とは違って、子供たちは本当に大切に育てられているはずなのだ。食べるもの、着る物、私たちと比較にならない贅沢をさせてもらっているのだ。贅沢をさせてもらうことが、いい人間を作ることとは関係はないけれど、教育だって私たちの頃には小学校しか行けない人も多かったのだ。
今の親達、若者は、私たちの世代と倫理観が違ってきているように思う。また、少子化のなかで、人との付き合い方を学べないで来ている人も多い。上げればいろいろ問題が挙げられるけれど、人間社会は変わらないのだから、人間として生きる倫理観を身につける教育があらゆる場面でなされなければならない。そんな倫理観等考えもしなかった子供が親になったりしているのだ。
それにしても、高齢化・少子化・過疎化、そんな中でどんどん希薄になっている人間関係をどのようにして回復すればいいのだろう。 </font>