6月に来た暑さの折、掛け布団はもう必要ないと思って、毛布とタオルケットにしていた。それが、3日ほど前から又掛け布団を使い出した。
昼間の気温も低くて、家の中でも、長袖のシャツにジヤージの上を着ている。
今晩から明日の午前中まで雨になるらしい。気温も朝は15度くらいで、最高も22度くらいだという。
7月のこの気温は想定外で、大雪山系で遭難が出たのも分かる。こんな異常気象なのだから、今までの常識で判断できない事態が起こり得る事を念頭に行動すべきだったのだと思う。
中国地方の大雨災害が報道されている。もうどこでどんなことが起こるかわからない。
今日の午後は、福祉センターの詩吟だった。21名の方が来てくれた。今は杜甫の詩を扱っていて、先週は、「貧交行」と「春望」をやった。今週は「春望」と「登高」をやることにし、後半「登高」を扱った。
九月九日、重陽の日の感慨を歌った詩です。最後の一句「潦倒新たに停む濁酒の杯」は身につまされるものがある。病気も進み、老いさらばえて、今は悲しみを紛らす酒であったその酒すらやめなければ無くなったという。こんなときが誰にも来ることなのだ。
そんな解説をした後、合吟で稽古をするのだけれど、女性は大体上手くまとめられるのですが、男性は三人でもばらばらになる。連吟をやらせたいけれど、並んでいる順番をそのままにやらすと、ひどい組も出来たりする。でも、今度のときは連吟をやらせてみることにします。