手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

子供のころ七夕は今日でした

2009-08-07 17:07:45 | 身辺雑記

 七月七日が七夕だけれど、私の子供のときは、八月七日が七夕だった。川端から柳の木を切ってきて、庭に立て、短冊をつるし、晩には子供たちが提灯をもって、近所の家を回り、「ローソクダセ ダセェヨ  ダサヌトカッチャクゾ」といって回った記憶がある。浴衣を着て提灯下げて・・・七月七日では、浴衣も早い・・

 翌日は、川にもって行き流すのだ。

 いまの日本ではそんな光景は見ることも出来ない。日本の伝統芸能、伝統行事も次第に失われている。生活の近代化が、同時に伝統の喪失に繋がるのだ。

 本州では、特に祭りを、観光とも結びつけ、伝統をそのまま守り続ける運動がしっかりやられていて、うらやましさを感じたりする。北海道でも北海盆踊りをお盆にかけてあちらこちらでやってはいるが、私たちの子供のときの盆踊りとは全く違うものを感じる。

 お盆がきて、踊りの太鼓が聞こえたら、心がうきたつのだつた。大人も子供も一緒になって夜更けまで踊り続ける。とても楽しかった。確かに歌う歌は卑猥なものも多かった。だけど、それで子供が非行に走ったりすることなんて全く思いもしなければ感じもしなかった。それはお盆の、盆踊りだけの、特別のことだったように思う。青少年の健全育成によくないといって、子供盆踊りなるものを作り、子供は20時までとかと、誰が決めたのだろう。老いも若きも、子供も大人も、一緒に輪になって踊る楽しさ、懐かしい。今の盆踊りは、太鼓の音を聞いても血を沸かす響きは何も無い。

 今日は久しぶりの夏日、何日かこの天気が続きそうです。12日には旭川のお墓参りに行ってきます。13日から高速1000円になったら、きっと混むのでしょう。その前に行ってきます。どうやら天気もそれまで持つような予報です。
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