台風は台湾のほうに抜けて、日本には被害がおよばないと思っていた。ところが9号が発生、また集中豪雨の被害をもたらした。そんな中マグニチュード6という地震が襲ってきた。
テレビはそんなことでの被害の報道に追われている。一時間に900mmもの雨が降ったりしている。想像することが出来ないけれど、これは大変なことです。土砂崩れの起こりそうに無いところでも起こる。
そうですよね。これだけ降られたら、その雨を保水する余裕などあるわけが無い。斜面を滝のように流れ落ちる。もしも地肌の出ている溝みたいなものがあればそこに水は集中するのだから、たちまち川となり、ながれの脇の樹木も巻き込んで土石流を生み出すことになるのでしょう。
町を流れる小川が、大河の本流みたいになる。当り前のことだ。ただこれは今までの歴史の中でのまさに想定外の雨量なのです。
エルニーヨー現象が原因らしいが、これだって人間が生み出した温暖化が原因かもしれない。
大地震といって良い地震もおきた。それでも、直下型でないので震度に比較して被害が少なかったみたいだけれど、豪雨と絡んで何か不気味です。
あの泥に埋もれた町、家屋、道路、川の中にひっくり返っている車、断ち切られた道路、孤立して助けを待つ人、天災だから文句の言いようも無い。ただ被災者に負けないで頑張って!といっても、何の力にもならない。これから、地球規模でこの異常気象にどう対処するか考えなければならない。
北海道は、遅い夏が来ている。でも、やはりもうお盆です。昼間の暑さも夕暮れになると涼しい風となり心地よく感じられる。この暑さもう少し続いてほしい。
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