立春まではまだ20日くらいあるけれど、正月ももう18日、心持日も長くなってきた気がする。
そんなこのごろ、春の知らせがチラチラ見え隠れしている。稚内の海では、銀杏草の採取が始まったという。函館では布袋魚(ゴッコ)が取れはじめたという。また、行者にんにく(アイヌネギ)のこれはハウス栽培だけれど採取が始まったという。
どれも私にとっては待ちかねている春の味です。行者にんにくは、とても今買って食べる気にはなりませんが、布袋魚、銀杏草は待ちかねます。
先日、稚内の海に入って銀杏草の採取をしている漁師の方が報道されていたけれど、この寒さの中ウエットスーツを着こんで、腰まで海につかり、箱眼鏡で海中を探って採取しているのだ。確かに、そんなに安くは無いけれど、それなりの値があるのです。
布袋魚は、結婚したころ、初めて料理の仕方もわからないで買って来てひどい眼にあってそれ以来、敬遠していたのですが、数年前からスーパーで小分けして売り出され、調理法などもわかってきて、とても楽しみな食べ物になっています。
本当の冬の厳しさも後3週間でしょう。これからは日増しに日差しが強くなり、春の知らせの食べ物に出あって、何回かの除雪も春への一里塚と頑張れるのでしょう。