手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

今日の新聞のコラム「粗にして野だが卑ではない」 

2011-07-06 18:23:00 | 政治
この言葉は第五代国鉄総裁、石田礼助氏のことばだという。

 「粗」あらい 「野」 洗練されていない 「卑」品性に欠けることのようです。この言葉を使って、松本復興大臣を評している。就任から9日目で辞任しなければならなかったこの大臣は、粗にして野であり、その上「卑」の臭気が充満していると評している。

 全くあの被災地での会見の会話を聞いたものは、驚き、呆れたと思う。こんな品性に欠けた大臣を復興相に任命した管総理、今日の国会では任命責任を厳しく問われていた。野党だけでなく、民主党内からも厳しい批判が出ている。このようにして国会が停滞することの責任をまったく感じないような総理です。本当にこの災害復興を願うなら、今潔く身を引きも与野党の垣根を越えて復興に全力を傾けとてほしいとでも言うのなら、まだ今なら「卑」を言われないかもしれないけれど、松本大臣と何も変わらない「粗」にして「野」にして「卑」なる男の汚名を着せられている。

 今、居座れば、復興への政策は進んでゆく。野党も放置は出来ない。それを見透かして、止めるといわない。そしてこれから出てくる復興計画の進展は自分の手柄と見栄を切るつもりなのでしょう。あの不信任決議案、鳩山さんにペテン師呼ばわりされるような仕方で取った大差の不信任否決を、大見得を切って大差で信任されたと言い切る人だ。いわば災害被災者を盾にして総理を続けるこの人に、寄せられる批判は何かの顔にかける水でしかないのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする