尖閣問題の愚考

　石原慎太郎氏が尖閣購入の話を持ち出したとき驚いたが面白いというくらいの感想だった。国が買うという話になったときも、その真意までは私には分からなかった。石原さんは舟だまりを作り、日本の漁民が漁を出来るようにするべきだと話していた。ひょっとして、石原さんの言うとおりのことをやるのかと思っていたが、そうでないことが次第にわかってきた。

　東京都が購入したら、石原氏の考えどおりの行動があったかもしれない。それを想定すると怖くなる。

　結局その事態を防ぐには国が購入するしかなかったのだ。いま、中国の監視船が接続海域に入って動かないというのは、日本に対する圧力なのでしょう。石原氏のいっていたような、具体的な行動を起こしてたときは、黙っていないという圧力なのでしょう。

　国が所有した以上、民間に勝手な行動を取らすことは無いだろうし、ここで中国と真っ向から対立する行動はしないと思う。

　恐ろしいことは、中国の人民の反日行動の姿だ。あれはファシストみたいに見える。国に圧力をかけて、尖閣を占領せよという行動に直ぐにでも立ち上がりそうだ。

　一時、漁船1000隻が尖閣に押し寄せるという話があった。あれは事実だと思う。ただそれを監視船を出し、食い止めたと思う。だからあの接続海域にいる監視船は、両面をにらんでいるのだと思う。

　恐ろしいことは、中国漁船団が、あのファシスト集団となって押し寄せ紛争を引き起こすことだ。

　今中国の反日教育で育った世代が国の中核を担うようになってきている。そんな勢力に押し出されるようにして、何かのきっかけを狙っているとしたら不気味だ。

　何時中国の漁船が押し寄せてくるか分からない。今の海上保安体制で対応できるだろうか。

　日米安保の問題も難問を抱え、揺るぎ無いと言える信頼関係には無いと思う。どのように揺るぎ無いものとするか。今度の選挙の中でどのように話されるか注目したい。