手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

同僚だったO氏の喪中葉書が来た

2012-12-05 18:47:12 | 無題
 次々と喪中葉書が届いている。今日、西陵高校の同僚で、同じ教科を担当していた0氏の喪中葉書が届いた。70歳となっていた。私が西陵高校に赴任した時一緒に着任した方でした。私より13歳も若かったのだ。年下だということは判っていたけれど、歳を聞いていなかった。素晴らしい先生だった。年賀状だけの交換はしていたが、私も退職して20 数年経ち、交流は全く途絶えていた。70歳でとは早すぎる。

 西陵高校で同じ教科を担当していた先生で、私より若い方がこれで四人他界したことになる。

 遅い、早いの差は有るけれど、誰もがたどる道なのだから仕方が無い。私も来年は83 歳、老いは感じるけれどまだ気力も落ちていないし、暫く頑張れるような気がする。

 今日の詩吟の教室「健幸クラブ」での話の中で、私が今是だけ元気なのは詩吟をやっているからだと話したら皆その通りだと納得してくれた。

 肺気腫という病気が判明したのは定年の年、60歳でした。病状は結構進行しているようだけれど、同じ年齢の方と比較するとかなり若く見られる。詩吟で腹の底から声を出すことは、ものすごい運動量なのです。普段普通の運動を出来なくなっているけれど、詩吟がそれを補ってくれている。

 稲苑大学13期で詩吟の仲間を誘った時、入ると約束しながら肺気腫で医者に詩吟のような声を出すのは避けたほうがいいといわれたといって直前で止めた方が二人いました。そのお二人は二年くらいでお亡くなりになった。医者が肺気腫の患者に声を出すのを禁じるのは信じられない。詩吟は肺気腫のリハビリーになるはずなのだ。

 現に私の詩吟の教室に来ているK氏は、私よりかなり症状が進んでいるけれどほとんど休むことなく稽古に来ている。詩吟を始める前は謡曲をやっていたのですが、稽古に通うことが出来なくなり、詩吟に入ったのです。入ってもう14 年経っている。 

 健康のためにも詩吟は役立つのだけれど、入ってくれる方がめっきり少なくなった。詩吟の仲間が出てきてほしいものです。
コメント
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