手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

札幌西支部  構成吟リハーサル   福祉センター詩吟

2015-09-15 18:25:27 | 詩吟関係
 10月4日に開催される北詩連全道大会に出演する西支部の構成吟のリハーサルが稲積記念会館で12時から開催された。当初13時と予定されていて、私は福祉センターの詩吟があるので欠席の予定だったのですが、12時に変更になったので30分ほど様子を見ることにして出かけました。かなりの参加がありリハーサルは順調に進められていました。

 残念だったのですが、12時30分に失礼して福祉センターに出かけました。福祉センターにいつも参加してくれている方が5名ほどリハーサルの方に来ていましたので、福祉センターちょっと大変かなと思ったら、その通り、リハーサルと関係ない方の欠席もあり12名の、今まで最低の人数での稽古となりました。

 今日は「江都客裡雑詩」と「中秋の月 蘇軾」をやりました。どちらも、 独吟の折、先に素読をさせてから吟をさせました。前半少し時間が余りましたので、漢詩の勉強を少しやってあげました。その中で「詩吟て何ですか?」と質問してみました。すると「歌を歌うこと」と答えた人と「詩を吟じること」といった方がいました。そこで「詩歌」という言葉の説明をして「詩を吟じるということは漢詩を吟じるというこになりますね・・・本当にそうですか・・・」といって教材の書き下し文を見させ、これは漢詩ですかといい、詩吟では漢詩の書き下し文に節調をつけたということになるけれど、それでも適切な説明にならないということ。即ち詩吟の中身は漢詩が中心ではあるけれども、短歌、俳句、近体詩も含むのだということを確認して、詩吟は漢詩を学ぶことではなく詩吟という芸能を学んでいるというのが適当なのだと話しました。芸能の中の歌曲に分類され、日本独自の伝統芸能なのだということを話してあげました。いつもは人数が多いので話すことができないのですが、時折こんな話もしています。
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