手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

憲法改正 自民党は改正を目指しているのだが・・・

2016-01-27 20:52:30 | 政治
  憲法改正が今度の選挙の争点の一つになるようだ。自民党は、単独3分の2議席を獲得し、憲法改正への道筋をつけようとしているようだ。

 現在の憲法が敗戦後アリカから押し付けられたもので、日本人の日本人による憲法でないと言われる。しかし、戦後70年、この憲法で不都合なことがあったのだろうか。むしろ、9条のお蔭で今日の日本があるようにも思う。

 集団的自衛権が認められた。これは限りなく9条を骨抜きにするものと言えそうだ。それを強行した現政権が憲法改正を目指すとすれば、その最重要問題が9条の廃止、そして自衛隊を軍隊にすることだと思えてくる。

 世界に日本が誇れるものは、戦争の放棄=9条なのだと思う。自民党も戦争反対には異存はないのだ。しかし、日米安保での、日本の立場がアメリカの思惑から外れていることが問題なのだと思う。

 当然のことだけれど、集団的自衛権を超えることを目指す憲法改正はすべきでない。世界の情勢が許さないというかもしれないけれど、そんな世界情勢だからこそ9条は必要なのだと思う。

 憲法改正となれば国民投票ということもある。そこまで行けば、国民も首を縦に振ることはないと思う。しかし、その前でとどめる良識を持ちたいものだ。

 今の日本、どうしてこんなに苦しいのだろう。バブルの時期以上にみんな働いている。しかし、その恩恵のようなものがさっぱり出てこない。企業の内部留保財産は、物凄い所もあると思う。バブルの時は、儲けを配分していたのだが今はそれもない。銀行利子はないに等しい。こんな国内状況を改めるための政策、安倍のミクスも掛け声ほどに機能していない。

 難しい時代になったものだ。
コメント
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