新年度から平和教場を解散することになりました。一月から三月までの間は試行期間で会名は今のままで行き、新年度からは加藤君が会長となり新しい会として活動することになります。それで一応私の直接指導が切れますので解散の会が開かれました。住山さんと佐々木さんが都合で欠席されました。
琴似の大和屋が会場でした。考えてみると碌峭交歓吟詠会の第一回を開いたのも大和屋でした。平和教場から碌峭会は発足し32年を経過しています。素晴らしい会員がいる素晴らしい教場でした。指導が私から離れるけれど、加藤君の力があれば大丈夫でしょう。小田桐君も上手に補佐してくれると思います。
以前に一度ブログに書いたことがありました塚本さんのお孫さんの話、病気で失明されているのですが、塚本さんの稽古を聞いていて覚えて、両親に初めて聞かせたときご両親が涙を流して喜んだということを書いたのでしたが、その後も続けて覚えていっていて、機嫌の悪い時も詩吟の話をするとすぐ明るくなるのだそうです。この頃そのお子さんのお姉さんもまねしてやるようになったのだそうです。二歳からピアノをやっていて、ピアノが中心だけれど詩吟をとても好きになっているのだそうです。
来年の交歓吟詠会に発表させてあげましょうよと話してきました。