もう20数年北大の腫瘍内科で肺気腫の薬をいただき世話になってきました。しかし、最近、歩いたり、階段を上ったり、重いものを持ったりすると、たちまち胸が痛くなり歩くことが厳しくなってきていました。雪撥ねでもスコップを一回振ると息が切れて暫く息を整えなければならない。そんな有様なので、心臓がおかしくなっているのではと思って先生に話したら、一度循環器の検診をしてもらいますかというので、紹介状を書いてもらい、北大の循環器内科で見てもらいました。心電図、負荷検査、エコー検査をしました。その結果を今日訊きに行ってきました。結果はこの検査では全く異常が見られないという。そして、発作の起きたときに使ってみてくださいといって,舌下錠を出してくれました。だが、薬局に行ってその薬の説明を聞いたら、どうも私の症状には当てはまらない薬のようです。心筋梗塞に近い状態の時、救急薬となるような感じです。五回分,5錠なのです。
結局循環器でないとすると呼吸器になりそうです。私のかかっているのも呼吸器科ではあるのですが、肺癌が中心の科ですから、肺気腫と連動して起きる呼吸器系の疾患への対応があまりできないのかもしれません。ただ、肺気腫には気管支拡張剤の投与が治療みたいなもので、今までにいろいろの薬を使いました。ただ、私の場合効き目の顕著な薬はほとんど喉が嗄れる副作用が出て先生も困りながら今の薬にしてくれているのですが、今月から今までは朝一回の吸入だったのを朝晩二回にしましょうと言われ、やっていますが効果が見られません。
動くとたちまちにゼェーゼェーという気管支喘息の発作が出ます。これが苦しくなる原因だと思います。今の薬は気管支拡張剤で気管支喘息をおさえるものでないと思う。この両方を使うわけにいかないのかもしれないけれど、当座薬として喘息発作を止める吸入薬があるのだけれど、それを使うわけに行かないのか、次の検診の折に聞いてみることにします。2月まで待たなければならないのもつらい。