1930年4月2日、これが私の誕生日です。元号で言いますと昭和5年になるのです。元号で話すと、昭和15年以降に生まれた人はすぐに90歳という答えにつながりにくいのですが、1930年というとすぐ納得する。2000年まで70年、今年の2020年の20年を重ねて、ぇぇ!とかとなる。
卒寿の祝いは旧暦でするのが適当なのだと思います。日本の歴法上の諸行事は旧暦でできていて、季節感がとても良い。ただ七夕を新暦の7月7日にやるのはとても違和感がある。それと同じで、数え歳で、還暦、古稀とかいう方がぴんと来る。私は還暦から子供たちに数え年でお祝いをしてもらってきた。町内会からも卒寿の祝いをいただいた。そんな状況だから今満90歳になって卒寿おめでとうといわれてもピンとこない。卒寿は終わって将に白寿に向かっているのです。
とかなんとか書いてきましたが、我ながらよくここまで生きてきたものだと不思議に思ったりする。
詩吟の教室て80歳の男性が入会した時には、凄い!よく頑張れるなあ・・と思ってみていたら何と90歳を過ぎて教本を卒業して矍鑠としていた方がいた。そのころ自分がここまで元気でいれるとは想像していなかった。
数年前から東京オリムピックを見るまで頑張るといってきた。するとオリムピックの年になってしまった。と思ったら一年延期となった。もう一年頑張れということなのでしょう。