紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキの栽培と染色

2013-12-02 11:26:53 | 草木染め
 日本ムラサキは絶滅危惧植物レッドデータブックIBランクに指定されています。

西洋ムラサキと交配して亜種が生育してしまう事が,その原因のようです。しかし、日本

各地で栽培されて薬用,染色に使われているムラサキは日本ムラサキと思われます。

野生としては稀少なものとなり、絶滅が危惧されるという事かも知れません。既に,

35年前の専門誌「植物と自然」2月増大号ムラサキ特集に "日本ムラサキを野に放つな"

と警告記事が載っています。

日本ムラサキ(学名erythrorhizon)と西洋ムラサキ(学名latifolium)との判別は容易です

が亜種イヌムラサキ(学名officinale)との判別は難しいと言われています。

 

1年目発芽後4ヶ月目 8月下旬(5月中旬、遅い発芽であった)

 
Img_1475

 日本ムラサキの花 9月下旬(生育の早い場合6、7月頃から咲き始める)

Img_1614

 日本ムラサキの種子11月下旬

Img_1729

 日本ムラサキの種子 収穫

Img_2836

 日本ムラサキの種子をご希望の方はお問い合せください

someai@flute.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする