「ヒヨドリジョウゴ」
近隣の林に出掛けて自生の茜を捜す。南面の斜面で木漏れ日が当たる。
急斜面だが山道があり、林は切れて空が半分見える。午前中はたっぷり日が当たるが午後は木漏れ日となる。
目当てはハート型の4枚の葉である、蔓状の方形の茎も目印である。行きつ戻りつしながら、やっとそれらしき葉が見つかる。
蔓をたどると種を着けている枝を見つける。
大小 2タイプ? 小さい種は見た事が無い、幾つかを採って持ち帰る。根は採らずに帰る、自生種の絶えない事を祈るのみである。
小さい方はどうも未熟種のようである。大きな方は5mm 以上のサイズだが発芽はどうだろう?来春種蒔きをしてみたいが5月頃であろうか?
山道の反対側に目を引く種子あり。
「ヒヨドリジョウゴ」と思われる、ヒヨドリが好んで食べるところから名付けられているが有毒植物である。なす科の植物。