紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、定植始め

2018-05-23 16:40:06 | 染料栽培
「定植時期苗の比較」
ムラサキの定植作業を始める事にする。
露地発芽の苗は日々生育が進み、これ以上待てなくなっている為である。
温室発芽苗はまだ急ぐ事はない。
これは苗の根を比較して見ても歴然としている。


畑の温室苗である。3月10に発芽を確認している。
2月26日に昨年末に種を播いた苗床を段ボールで囲んで、ガラスサッシを載せただけの物である。


栽培畝も未だ出来ていない。野ネズミ対策の解決策、未定故である。
気温の急上昇に伴って苗の生育は室内の温室の比ではない。


庭先の露地の苗床である。
この苗は密生して、急生育。最低気温、零下にも耐えての生育である。


主根は短いがしっかりしているので定植を決める。
気温など気にする必要も無い。


温室栽培の苗、育苗4ヶ月本葉は4枚になる。

根元はそれなりの太さに生育しているので、定植時期と見ても良い。


根の長さは充分である。
しかし最低気温は室内育苗故に10℃以下を経験していない。
露地定植には、少々迷う。まだ最低10℃以下の予報が出ている故である。
畑の自然環境下に於ける温室の閃きは、来年の栽培方法を決定的に変える天啓であった。

「のにおける🍀おんしつをえて🍀ゆめあらた」
コメント
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