紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、栽培サイクルを探る(続3)

2019-05-01 16:32:00 | 染料栽培
「越冬を凌ぎ切った秋苗」
昨年、秋口9月に畑にて秋苗の発芽を見ている。
当ブログ 2018-09-23の投稿記事にて
 日本ムラサキ、栽培サイクルを探る がスタートである。
 「秋苗の越冬しに挑戦」
同年翌月10-12
 日本ムラサキ、栽培サイクルを探る(続) 「秋苗、その後の生育」
本年2019-01-15
 ムラサキの越冬 「冬越しのムラサキを観察」と続いた。


4月末、見るに見かねて苗床の草取りをする。
スギナに覆われて、根元が危うい状態だ。
栽培装置の敷設に追われて、手が回らない。
膝を折り、腰を曲げての作業は応えた。


こちらは、双葉の苗を定植したブロック内の苗のその後である。
共に冬越しのムラサキで、7ヶ月を経て8ヶ月目に入る。


スギナの駆除には苦しんだ。
老体には、屈み込んでの長時間の作業は過酷で翌日、寝込む。


苗床の生育が大きいが、大小の苗が混交状況である。
この苗を敷設中の栽培装置へ定植する事になる。


これは既にブロック内へ双葉の苗で定植されての現状である。
今後の生育状況を見守る事になるが、寒冷地に於ける栽培に朗報となるか?
今年は二つの栽培サイクルを探る結果が出る事になる。

奇しくも令和元年、言祝ぎの一例になって欲しいものである。

    「ムラサキに 令和元年 寄り添いて」
コメント
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