「廃棄中に発根種を発見」
日本ムラサキの種は、種々の選別で優良種として残して販売している。
その種の発芽力に試験も欠かせない。50粒を試験セットに播いて、発根を見て漸くひと安堵となる。
その間に、多くの種を除外してきた。最後に実施する浮種検査では多くの種がハネ出される。ビーカーに張った水に沈むか、浮くかの検査である。厳密な処ハッキリした根拠はない。一晩放って置くと大概の種が沈む。時間を区切って実施して見たが判然としない。そこで気前よく、一度撹拌して浮いてしまう種は除外品として紙コップに廃棄してる。紙コップの中は見てない。
ビーカーから除外品をスプーンで掬って入れるので、水も少々入る。紙コップの八割程になる。いよいよ捨てる事になったが、ゴミ箱へとは考えない。商品とはならないが、発芽の可能性がある種が含まれている事を知っているからである。来春への期待感が少々あった。
コップをそのまま畑へ持って行く。
畑の苗床の脇にでも捨てて見る事を考えていた。
数カ所の苗床へ播いていく。途中から紙コップの中から種が出てこない。チョット、待った!となる。
紙コップの中を覗いて驚いた。種に根が出ていたのである。数個ではない。
種の廃棄は中止する。自宅に持ち帰って、調べてみる。湿気のある種が底近くで固まっている。
発根種は出るは、出るは。畑にも播いてしまったかも知れない。
まさか、発根していたとは思いも寄らなかった。
慎重に取り出して、並べて見た。55粒が長短それぞれの発根状態である。
ただ、根の先端が傷んでいる事が気がかりである。
とりあえず今日は、仮の宿で赤玉土のベットで休んで貰う事にする。
春苗の種を播く予定で苗床を用意してあった。
シンクの窓際は気温変化の大きな場所である。そこで発芽への兆しを得る事は意外も、意外である。しかも、低温発芽処理もしてない。低温とは何度が適温なのだろう。零度℃の氷温とばかり思い込んでいた。日中の温度差と関係があるのではなかろうか。日に15℃の温度差がある場所である。まだ、残された種がある。後続があれば関連付ける事が明らかとなろう。
「まどぎわで たえてねをだし ひがあたる」
日本ムラサキの種は、種々の選別で優良種として残して販売している。
その種の発芽力に試験も欠かせない。50粒を試験セットに播いて、発根を見て漸くひと安堵となる。
その間に、多くの種を除外してきた。最後に実施する浮種検査では多くの種がハネ出される。ビーカーに張った水に沈むか、浮くかの検査である。厳密な処ハッキリした根拠はない。一晩放って置くと大概の種が沈む。時間を区切って実施して見たが判然としない。そこで気前よく、一度撹拌して浮いてしまう種は除外品として紙コップに廃棄してる。紙コップの中は見てない。
ビーカーから除外品をスプーンで掬って入れるので、水も少々入る。紙コップの八割程になる。いよいよ捨てる事になったが、ゴミ箱へとは考えない。商品とはならないが、発芽の可能性がある種が含まれている事を知っているからである。来春への期待感が少々あった。
コップをそのまま畑へ持って行く。
畑の苗床の脇にでも捨てて見る事を考えていた。
数カ所の苗床へ播いていく。途中から紙コップの中から種が出てこない。チョット、待った!となる。
紙コップの中を覗いて驚いた。種に根が出ていたのである。数個ではない。
種の廃棄は中止する。自宅に持ち帰って、調べてみる。湿気のある種が底近くで固まっている。
発根種は出るは、出るは。畑にも播いてしまったかも知れない。
まさか、発根していたとは思いも寄らなかった。
慎重に取り出して、並べて見た。55粒が長短それぞれの発根状態である。
ただ、根の先端が傷んでいる事が気がかりである。
とりあえず今日は、仮の宿で赤玉土のベットで休んで貰う事にする。
春苗の種を播く予定で苗床を用意してあった。
シンクの窓際は気温変化の大きな場所である。そこで発芽への兆しを得る事は意外も、意外である。しかも、低温発芽処理もしてない。低温とは何度が適温なのだろう。零度℃の氷温とばかり思い込んでいた。日中の温度差と関係があるのではなかろうか。日に15℃の温度差がある場所である。まだ、残された種がある。後続があれば関連付ける事が明らかとなろう。
「まどぎわで たえてねをだし ひがあたる」