紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2021・紫根の収穫

2021-11-20 18:27:47 | 日記
「やっと紫根収穫の時期到来」
日本ムラサキの種子選別処理に手間取ってしまった。
紫根堀りの作業手順を思い出せずに、畑に来てしまった。
作業道具はピッケルとグラスファイバーの伸子(シンシ)であった事をスコップを持ってから思い出す。


昨年のこのブログ2020-11-20に詳しく作業道具の説明がしてあった。  

1年振りに見る紫根の色である。まずは、一安心するが・・・?

作業を始めて間も無く、例年とは異なることに気付く。
掘り出した土が隣に山の様になるが、横根が多くなかなか抜けない。


紫根が伸びゆく先に目が行って、根を傷めずに全体を掘り出す事に集中。
1本掘り出すのに20分も掛かってしまった。ずんぐりむっくりの紫根である。


根元は太いのだが、どれも横根が多い事が気になる。
畑地を深く掘り返したつもりだったが、固い地層が間も無く出て来た。
原因は直根が伸びる事ができず、横に向かった様だ。


1日置いて土を洗い落とす。その日の内に洗うと粘性土は綺麗に落ちるのだが
同時に、染料成分も流れ出るので日を置くことにした。結果、少し土付きの紫根となった。

横根の原因は籾殻を使った事で、深く耕作出来たと見誤った様だ。
波板45cmが一杯になる土で、踏み固める必要があった。
板を置いて有る程度踏み固めたのだが、スキーと同じ程で大した踏み固めでは無かった。
今年の紫根収穫は、困難を極めている。


 「こしかがめ ほれどもぬけず こしがぬけ」
コメント
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