紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・発根試験について

2024-10-19 20:15:38 | 日本ムラサキ栽培
「日本ムラサキの発芽は、我慢比べか・・??」
日本ムラサキの種子は、野菜の種の様に一気に発芽して来る訳ではない。
最も、発芽の条件に合わなければ野の花も咲き誇らない。
紫草(むらさき)も野の草花である。

種子を手にしたが、さっぱり芽が出ないのでは困る。
最も安心できる方法は、発芽の兆しの種子をポットに播く方法だろう。
一例を紹介したい。


使い捨てフードパックにキッチンペーパーが発根装置❣️
既に黄色の円内に根を出している種がある。43粒の内1粒に過ぎないが・・。


種子は、発芽の事前処置をしてある。種子をコップに入れて1週間。
種子は水分を含んで、色は黒ずみや々膨らんだ様に見える。
その後、水を含んだキッチンペーパーに並べて6日目である。図った様に発根して来た。


発根した種子をタッパーの上に乗せて観察する。
まだ根の先端部繊毛が出ていないので、根を痛める心配はないようだ。
さて、この種子をどの様に発芽に続けていくか戸惑う。ポット育苗は、手狭な部屋では不可能。
庭先の苗床に委ねる事にする。


発芽から育苗を自然の成り行きに任せる事にする。

翌日のパック内、キッチンペーパーの上の種子、発根種が5粒❣️
一気に発根が進みそうである。苗はもう充分にある。全て苗床に委ねる。


ここ数日は気温が高い予報なので、何とか発芽まで生育して欲しいが・・?

 「だいりはは そのごのそだち なえどこに」

コメント
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