紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・暑中お見舞い

2022-08-12 20:35:35 | 日本ムラサキ栽培
「日本ムラサキ栽培、暑中お見舞い申し上げます」
厳しい夏の最中となりました。暑さに強い日本ムラサキは殊の外元気な生育を見せています。
栽培地の畑入り口、アオイが繚乱と咲き競う。モミジアオイも紅一点咲き始めた。


暑さボケか?防風対策のネットをするタイミングを忘れていた。
これで1本1本に支柱を添える事がなくなる。1周するとネットは丁度無くなる。


ネット内の様子、これから手出しをするのは、隣の株と混み入って仕舞う場合だろう。

こちらは、ネット無し。改めて買う予定はない。本数も少ないので、大丈夫だろう。


耕作放棄地の畝である。周囲の植物が猛威を震う繁殖力で栽培のムラサキが危うい。
両翼にブタクサが繁茂して、クズのツルが巻き付きムラサキに絡みそうである。


自然の繁殖力には敵わない。コントロール不可に近い。


シジミチョウの番いが受粉作業にやって来る。先日、クマバチがやってきたのには驚いた。
花に留まった途端に茎は大きく曲がって折れるかと思った。姿に似合わず丁寧に1花1花を受粉して去った。



お陰で種子の付きは上々である。この場へは他の畝に手が掛かって時玉の観察となる。


何とかこの畝はコントロール下に置かなくてはならない。
ブタクサは3mを越えて畝を飲み込みそうであった。
蔓草がそこに絡まり、倒れれば救出は困難となる。

自然の繁茂には圧倒されるが・・・。
全身汗まみれで、ブタクサ、アレチウリ、クズ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、アカザ等と奮戦。
何とか畝が保たれた様子となる。


    「あしこしの いたみをわすれ くさにかま」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本ムラサキ・2022葉月(8月) | トップ | 日本ムラサキ秋苗の播種・2022 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本ムラサキ栽培」カテゴリの最新記事