釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】コモンフグ、アジ、メイタガレイの刺身

2024-12-09 06:00:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのアジ・フグのとおし釣りではどちらも過去最低の釣果。

初めて釣ったメイタガレイがゲストにいるから3種の刺身でいただこうかね。


(出目が特徴。)

まずはメイタガレイを下ろしてみる。

まな板の上でしげしげと観察。
上身が盛り上がっていて肉付きが良い。


(楽しみね。)

ネットで調べると美味と評判だから味わうのが楽しみだ。


(合盛り。)

アジ、メイタガレイ、コモンフグの刺身。

アジは脂があって爽やか。
コモンは八景沖産だけあって味が良い。

メイタガレイは綺麗な白身でカレイの中では身が締まっている印象。

クセがない淡白な中にしっかりとした旨味がある。
これまで食べたカレイではトップランクの旨さだ。

狙って釣れればぜひ釣りたいターゲットだね。


(お土産の塩で。)

コモンとメイタガレイは出雲のお土産で買ってきた藻塩でもいただく。

この藻塩。
2日2晩塩釜で煮詰めて作る伝統製法の塩でキメが細かく味は円やか。

キメ細かいから着け過ぎちゃうのが難点だけど、藻塩の旨味と合わさって刺身が引き立つ。

釣果は淋しいけれど食は楽しめましたよ。


🐡

【釣】アジにもフグにもそっぽを向かれドン底を味わう (2024/11/16 午前アジ・午後フグ 野毛屋)

2024-12-06 05:55:00 | 釣り
野毛屋さんへのリベンジ釣行は4:50着で10番目。
宿隣の駐車場が拡張されて、そちらに停められましたよ。

(毎度。)

釣り座は午前アジは左舷大艫、午後フグは右舷舳1番をチョイス。

今回もアジは満員とのことだけど、この時間に来るお客は少ないから釣り座は選び放題よ。

(本日は第三忠丸。)

船で準備していても満員ほどは席が埋まらない。
もやいを解く俊船長に、キャンセルが出たの?と聞くと、連絡もなくドタキャンだそうだ。

それは酷い。
自分が最後の1枠だったから、野毛屋さんはそれ以降の予約の電話を断っていたはず。

事情があってのキャンセルは仕方がないけれど、なるべく早くお店に連絡するのは最低限のマナーでしょうに。


(潮はこんな感じ。)

風は午後には弱まる予報なものの、少々吹いている。

前回よりもましだけど沖に出たら多少うねりがあるだろうね。

ちょっと嫌な予感だよ。


(出船。)

出船して暫く走り、いつもならば釣りを開始するだろうところで止まらない。

アジの群れを探しているようでスローダウンはするものの船は止まらない。

更に嫌な予感だよ。


(サンライズ。)

八景沖を探索し、一度仕掛けを落としたものの直ぐさま移動。

他のアジ船も見かけないし群れはどこかへ行ってしまったのか?

暫く走って横須賀方面へ転進。


(横須賀沖。)

野毛屋さんのアジでこっちに来たのは初だぞ。

数カ所仕掛けを落としてもアタリも触りもないまま移動。

かれこれ1時間探索が続く。

これは確実にヤバいぞ。


(アジはどこに?)

ようやく落ち着いたのは横須賀の湾口近く。
他船がいくつか並んているから少しは期待できるか。

この時点で9:00。
かれこれ1時間半が経過している。

せっせとコマセを撒いて「反応出てきたよー」とやっと俊船長のアナウンスが聞けたものの、なかなかアタリが出ない。

タナを変え、コマセワークを変えしていると、船中ようやく型を見る。

手を変え品を変え探っているとようやくこちらにも食った。


(9:16に1匹目。)

小型だけど本日は貴重だぞ。
血抜きして海水氷のクーラーへイン。

続きを期待しても後が続かない。
胴の間の初心者の方に掛かってもこっちにはアタらない。

これはヒットパターン云々ではなくアジの群れが小さくて釣り座が外れているのだろう。

前回はうねりで掛かりどころが悪くてバラしが多かったのだけど、今回はそもそもアタらない。
それなりの技量で対応していると思うのだけど、この状況には太刀打ちできない。

ジタバタしたままタイムリミットで沖あがり。


(午前の部終了。)

結果は4匹。

前回5匹のアジの最低釣果記録を更新。

リベンジのはずが見事に返り討ちに会いましたよ。

トホホ。


(本日のアジ。)

凹む結果にうなだれている暇もなく、バケツの片付けをお手伝いした後に荷物を舳先に置かせて貰って昼飯へ。

とおしの時には恒例となった中華浜でチャーハン・ワンタンスープのセットをいただく。
暫く振りにメニューを見て値上げされていないことにちょっと驚きつつも応援したい気持ちが湧いてくる。
今後も頑張ってほしいね。

(午後に向けて掃除中。)

桟橋で俊船長が掃除しているのを眺めながら午後に向けて気持ちを切り替える。

釣り座は右舷舳だし、お客は16人だそうなので余裕がある。

このところのフグの貧果を払拭したいところだ。

(再び出船。)

午前の貧果を引きずりはしないかと不安を抱きつつ釣り開始。

スタートはノーマルカットウ。
チラシ仕掛けも用意して状況を見て換える予定。

(釣り開始。)

ノーマルカットウのアピール度でガツン!とアカメが来てくれないかと期待して誘う。

船中アタリが遠いもののポツと型を見始める。

アカメを意識して誘い下げはゆっくり。
しっかりエサを見せてゼロテンで待つ。

5秒のカウントダウンでシャクるとガツン!と竿を止められた。

おら!来たぞ!

追いアワセをくれると鈍調な重たい手応え。
底に張り付くような手応えはエイだろう。

ドラグを調整してじりじりと水面まで揚げるとなかなかのサイズのアカエイ。

やっとカットウの継ぎ目から破断してくれたんで高切れなく仕掛けの付け替えで釣りを継続できる。

重さをタップリ味わったんで釣り味的にはもう満足。

次は釣果が欲しいよと誘い続けるとサクッと掛かった。
ゴリ巻きで抜き揚げると、

(13:29に1匹目。)

コモンフグ。

やっと型を見れた。
誘いはいつもと変わっていないつもりでも竿の違いが影響しているのか、いつものようにアタリが出ない。

シャクリ幅、強さ、下げのスピード、ゼロテンの取り方、待ち時間、思いつく要素を変えて試行錯誤を繰り返す。


(無情に時間は過ぎる。)

胴の間の貸竿の初心者が揚げてグループの皆で盛り上がっているのを見ると、微笑ましく思いつつ、チリチリと炙られるような焦燥を感じる。

来い!来い!

念じつつの誘いが止められて、それなりの手応え。
来たか!とリールを巻くものの、フグの引きじゃない。

せめてお土産になる魚であってちょうだい。
祈りとともに揚がったのは、

(何だ?)

カレイだけど始めて見る魚種だ。

出目金のような目の顔つきはナメタガレイに似ているけれど、菱形をしているこいつは形が違う。

分からないまま血抜きしてクーラーへイン。

このカレイでタイムアップ。
カレイは後でググったところメイタガレイだと判明しました。

(沖あがり。)

結果は1匹。

ここ2回の1日船で2匹だったから半日船で1匹なのは計算が合っている。

ドン底の状態は変わらずなのね。


(本日のフグ。)

アジの最低釣果記録更新とフグでも最低釣果を叩き出し、絶不調振りは健在だ。

今が底ならばあとは上がるだけよ。
明けない夜はない。
必ずここを抜けられるはずだ。

前向きに挑み続けますよ。


・アジ : 4
・コモンフグ : 1
・メイタガレイ : 1
船中アジ:1〜15、フグ:0〜3
大潮


🐡

【感】出雲そばを味わい神々しい島を仰ぎ見る (2024/11/06 夫婦旅行・1日目・出雲)

2024-12-04 05:55:00 | 日記
サンライズ出雲で出雲市駅に降り立ち、まず向かうは出雲大社。

出雲市駅からちょっと歩いた電鉄出雲市駅で荷物をコインロッカーに預け、一畑電車に乗る。

一畑電車は2両編成の可愛い電車。
ローカル感が良いね。


(一畑電車。)

途中の川跡駅で出雲大社行きに乗り換える時に雨に降られる。
出雲大社では止んでいて欲しいぞ。

願いが通じたか出雲大社前駅に到着すると雨は揚がっている。
さすがは晴れ男よ。


(味のある駅舎。)

出雲大社前駅はこじんまりとした歴史を感じる可愛らしい駅舎。
窓がステンドグラスだったりと味がある。


(窓を裏から見るとこう。)

ここから出雲大社までは一本道の参道。
左右に様々なお店が並んでいる。

(参道。)

ちょうど12:00なのでまずは腹拵えしようと、目的のひとつである出雲そばのお店をググる。


(大鳥居。)

大鳥居近くの田中屋さんが良かろうと行ってみると平日でも店の前は15人ほどが行列。
これはダメだ、と15分くらい歩いて平和そば本店さんへ向かう。


(平和そば本店さん。)

こちらも待ちが出ているものの待ち番は6組目。
出雲大社から離れているのに賑わっていて地元の方々も並んでいるのは評判だからだろうな。

軒先での待ち時間に再び雨に降られる。
雲の切れ目が見えているから長くはないだろうけれど、食べ終わりまでには止んでいて欲しいぞ。


(住宅街にありました。)

15分ほど待って案内され出雲そばを注文。
出雲そばは割子が特徴。
基本3段のところ1段追加して4段にした。


(4段重なってます。)

小皿に小分けにされたそばが重なって出て来る。

割子そばは始めてだからテーブルの説明書きを読んでいただく。


(食べ方はこう。)

薬味を多めにのせて甘めのつゆを掛けていただく。
そばの風味が豊かで旨い。
さすが評判のお店だ。

4段をペロリと平らげて満足、満足。

店を出ると雨はあがっている。
さすがは晴れ男。


(日本海ですよ。)

平和そばさんからちょっと歩くと日本海に出る。
空を覆う雲の切れ間から青空が覗いていて海の青との対比が美しい。

海岸に来た目的は稲佐の浜。


(稲佐の浜。)

稲佐の浜は大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をしたという縁がある浜。

旧暦10月10日には全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあるそうだけど、それは来週のこと。
旧暦10月である11月は神無月と言うけれど、神様が集まる出雲では神在月になる。

今は神様方が来られる1週間前だから、まだ出雲も神無月ね。


(弁天島。)

浜辺に目立つ大岩は弁天島。

かつては沖にあったから島と呼ばれているそうだ。


(島だそうです。)

背景に雲を背負って一層神々しさを感じる。

島の上部には鳥居と社があって豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているらしい。

砂浜に賽銭箱ならぬ賽銭ボックスが立っているので、お賽銭を入れてお参りする。

ここから真東に1kmに出雲大社がある。

八百万の神々と同じ足取りで出雲大社へ向かおうか。


⛩️

【釣】釣行前記 (2024/11/16 野毛屋)

2024-12-02 05:55:00 | 釣り
前回のアジ釣行の貧果を受け、これから年末までのスケジュールを考えるとアジ釣りのリベンジは早い方が良い。

天気予報とにらめっこして風が弱まるのを見極めてから前日の昼に予約の電話を入れたら、午前アジは最後の1枠に滑り込めた。
前回同様に満員ね。

今回は午後フグも予約。
年間目標まであと95匹では達成は絶望的なものの、最後の最後まで足掻きますよ。

竿をUGスペシャルに変えてから何かが狂っている今の状況を打破するには、兎にも角にも経験を積むしかない。
釣行の中で少しずつ修正して竿にアジャストしていくしかない。

リベンジと試練に立ち向かう釣行に行ってきます。


🐡

【食】ハナダイの炙り・アジの刺身

2024-11-29 05:39:00 | 釣魚料理
JOFI神奈川懇親釣り会での持ち帰りはハナダイと大アジの2匹。

日曜日だったから持ち帰りはその晩に食べられる量に留めておいた。

後から思えばゴマサバは丸々していたから1、2匹を持ち帰れば良かったかな。


(釣果整列。)

ハナダイとアジはともに刺身にしちゃおう。

下ろしてみるとハナダイは良い脂が乗っているから皮付きでいってみる。


(合盛りで。)

ハナダイの炙りとアジの刺身。

皮目を炙ったハナダイは脂が緩んでコクが増しトロッと旨い。
1〜2日寝かせればもっと旨味が活性化するだろうけれど仕方がない。

アジも爽やかな中に脂を感じて旨いぞ。
それでも食べ比べるとハナダイの方が良く売れるのは仕方がないか。

釣ったハナダイは始めて食べたのではあるまいか。
今では数が減って本命ではなくゲストでしか会えないのかな。

機会があればまた釣ってみたい魚だね。


🐟